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音楽、それは一粒の永遠

星野源さんの曲"POP VIRUS"からフレーズをお借りしたタイトル。今、新型コロナ流行で危機に瀕している音楽を、どうしたら社会全体で支えていけるかというお話。ど素人だけど自称音楽中毒者として少しだけ想いをつづる。

私は小さいところから大きいところまで、たくさんのライブ会場に足を運んだ経験があるけど、大きさに関係なくライブは素晴らしく、足腰が微妙なこの年になっても絶対やめられない楽しみの一つ。実際3つのライブのチケットを獲得していてウキウキだったはずの5月。1つは中止、あとの2つも無期延期になってしまった。SNSには、ミュージシャンたちの自粛中の健気な映像やつぶやきが溢れていて、愚痴は意外にも少ない。それが逆に胸を締め付ける。

こんな形はどうだろう?

音楽業界としても支援のための基金創設を模索しているところらしい。民間のクラウドファンディングなどでライブハウスを支援する動きもある。一番頼りになってほしい政府は完全にそっぽ向いてる状態であてにできないし、我々ファンもじっとしてちゃいけないなあと。

私が思う「支援の輪」の概略はこんな感じなんだけど。

危機に瀕する音楽業界の支援プラン

支援基金
★ 業界として包括的なファンド(企画中とのこと)
★ 民間のクラウドファンディング(いくつかすでに進行中)

基金では、イベント企画側、イベントに関わるスタッフさんたち、フリーランスの音楽家の人たちやサポートミュージシャンなどを包括的に長期的に支援できるのではないだろうか。権利問題がいろいろあるらしく、一朝一夕ではいかない感じもある。

有料ライブ配信システム
★ 課金制(投げ銭制というのもあるらしい)のライブ配信

ミュージシャンの収入源確保は急務だ。有料ライブ配信が有望で、プラットフォームはいろいろあるようだ。ただ、あまり広がっているイメージがない。システムやミュージシャン側のパセンテージの統一など、定着には一定のコンセンサスが必要だろう。

でも、私的には、この状況でオンラインライブなら、広く興味のあるアーティストのライブを聴きたいと思うし、もっとどんどんやってほしいと強く思う。オンラインならキャパもないし、一気にファンを増やすチャンスにもなる気がする。

無観客ライブのようにちゃんとセットを用意してやるもよし、小さいオフィスでやるもよし、そのアーティストの個性やキャパシティで工夫ができるし、それによって課金も変えていけばいい。VRでのライブ配信も視野に入れるべきだろう。そして、ライブ情報を一括して掲示するようなHPも立ち上げてほしい。

音楽ストリーミングサービス
★ Apple Music, Spotify, Line Musicなど、サブスク音楽配信サービス

今の状況で、逆に音楽配信サービスなどは収益を大きく上げている。ミュージシャンが受け取る印税はサービスによって少し異なるようだが、この際割合をアップしてもらえるよう業界全体で交渉し、取り分を増やしていくことができないだろうか。

自分の推すアーティストのみならず、音楽の楽しみを支えてくれているすべての人たちを何とか助けたいというのが、音楽ファンの共通の想いじゃないだろか。是非そのノウハウをクリアにしていただきたい。まずは資金援助という形で貢献できる入り口をよろしくお願いします!

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