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【4選:これを20代の自分が知っていたら...】自分を成長させるために仕事するなら〇〇

もし20代の自分に仕事のコツを教えられるものなら… これだけは伝えてあげたい4つの秘訣があります。「この4選をあの当時知っていたなら、もっと早くから、より仕事を楽しみつつ、自分を成長させられたのに」と思うので、ぜひ、社会人として仕事をスタートした方に、今から知っておいてもらいたい!そんな仕事のコツについてまとめてみました。普段は、生成AIとの話し方について記事を書いていますが、今回は番外編です🐈‍⬛。

 この記事では、仕事を通して自分を成長させるための秘訣4選をシェアしたいと思います。4月から仕事をスタートして、ちょっと慣れてきたなと思っている方にぜひ読んでもらいたいです!


仕事のコツ1: タスクの範囲を超えて考えよう

仕事を始めたばかり頃には、具体的で確立された手法が存在するタスクを担当することが多いと思います。例えば、既存のガイドラインや手順書に基づいて行うことができる仕事や、同様の手法を過去に試したことがあるタスクの反復などです。

 既に確立されたタスクは、初めて取り組む場合はそれなりに難しいかもしれませんが、先輩たちがこの方法で成功していることが実証済みなので、慣れてくると新しい発見が少なくなり、ちょっと物足りなさを感じることもあるのではないでしょうか。

 こんな時に、自分を成長させるために仕事するならタスクの範囲を広げるには、どのような変更や工夫が必要なのか考えることがお勧めです。

  ちょっと極端な例になりますが、例えば、日本語でタスクが行われるのを前提として手順書が書かれているのであれば、日本語でなく、英語や他の言語でタスクを行うとしたら、同じ方法でできるでしょうか。同じ目的のタスクであっても、ちょっと範囲を広げようとすると、途端に破綻してしまうということは良くあります。

  そんな時でも対応できる力を、タスクの範囲を広げて考えることを習慣とすることで養うことができます。ちなみに、ここでいう範囲を広げられる力のことを、scalabilityと言います。つまらなくなってしまった仕事をただ単に消化していっても、次のステップのための力は身についてくれません。与えられたタスクの範囲に捉われず、範疇を広げて考えることで、既存の方法の欠点や改善点を考慮しながら、タスクに取り込むことができ、タスクと自身のscalabilityを高めることができます。

仕事のコツ2: 何をやってても、一つだけは熱中できることを

どんな仕事でも楽しくてしょうがないという方もいらっしゃるかもしれませんが、全てのタスクが面白いということは、なかなか無いのではないかと思います。

 仕事をスタートした時には、一つの仕事ができるようになったと思ったら、次の別の仕事を与えられたり、もしくは、両方を掛け持ちしながら働くこともあるかと思います。これは、自分が成長する上で、いわゆる"引き出し"(自分の持つスキルセットみたいなもの)を増やすための大事な修行なのですが、一方で、興味があまりない仕事を担当することで、モチベーションが下がってしまうようなこともあるかと思います。

 特に、複数の仕事を掛け持つ場合(multi-tasking)は、メンタル的にも肉体的にも負荷が多くかかり、仕事が嫌になってしまう、自分にはこの仕事は合っていないのではないかとやる気を失うこともあるかもしれません。

 そんな時、自分を成長させるために仕事するなら何をやっていても一つだけは自分が熱中できるタスクを見つけることが大事です。

 例えば、あなたは日本語のサービスの開発担当者で、日本語に関する様々なタスクをやらなくてはいけないとしましょう。システムの開発、評価、分析、データの収集、生成、クオリティチェックなど、様々なタスクをこなさないと、プロジェクトが進みまんせん。
 
 でも、「システムの開発からクオリティチェックまで、一件一件全てのタスクが大好きです!」という人はなかなかいないと思います(稀にいますが…)。どんなタスクが該当するかは人それぞれ違うと思いますが、例えば、データの収集やクオリティチェックの仕事は、やるのが辛い…など、「嫌だな」と思う仕事を担当することもあるかと思います。ストレスは蓄積されていき、場合によっては、健康的にも害になるかもしれません。

 そんな状況において、自分が潰れてしまわないコツが、自分が熱中できるタスクを一つでも見つけているかどうかです。例えば、他のタスクは嫌でも、システムの分析の仕事は「面白い」と感じられるとしましょう。システムの分析に関しては、さらに詳しくなりたいし、将来的には、自分自身がプロジェクトをデザインしてしてみたいなど、仕事をさらに進めてみたいと感じる。

 こういったタスクが一つだけでもあると、他に嫌な仕事があっても、自分が大事にしたい"スペース"がどこなのか、もしくは、どのスペースにたどり着きたくて仕事をしているのかが見えてきて、自分の方向性を見失わずに進んでいけると思います。

 このような熱中できる仕事を見つけることは、すぐには簡単では無いかもしれません。しかし、この熱中できる仕事があるか無いかで、精神的にも肉体的にも仕事からくるストレスや負担が大きく変わってくるので、ぜひ、熱中できることを一つでも探して、見つけ出してください。

 全ての仕事を100%でやることは難しいと思いますが、これだけは120%でやりたいことを探して見つけると、仕事で辛い時でも、土壇場で踏みとどまれるメンタリティが出来上がってきます。

仕事のコツ3: 困ったら、可視化と分割

あるタスクを終わらせたら休めるかというと、そうでも無いことが多いと思います。特に、できる人には、よくタスクが集まってきます。タスク一つが終わったところで、次が来流のであればまだ良いですが、他の仕事を掛け持ちながら、次の引き受けるような場合もあるでしょう。

 気がつくと、幾つもの仕事が溜まっていて、やらなくてはいけないことは分かっているけれど、どこから手をつけて良いか分からなくなってしまい、仕事だけでなく焦りとストレスも溜まっていく… そんな状況ではどうしたら良いでしょうか。

 こんな時に、自分を成長させるために仕事するならタスクの可視化と分割ができることが重要です。あれもこれもやらなくてはいけない思っているだけだと、焦りばかりが先行して、何も手が付かないし、どれから手をつけるのが良いかも分かりません。

 そこで、タスクを可視化します。ここで言う可視化とはどういうことかというと、「TODOリスト」、「タスク一覧」、「バグ一覧」など色々と名前はありますが、要は、やらなくてはいけないことを、まず、言語化して書き出すことが重要です。

 忙しい時は、リスト作っている時間が勿体無いと思うかもしれませんが、やることリストを作成することで、自分が何をしなくてはいけないのかを明確化することができます。メンタル的にも、これだけでもちょっと落ち着くので、ぜひ試してください。

 リストができたら次は、優先順位付け (prioratization)です。どのTODOの重要性が高いのか、自分なりにランク付けしてみましょう。この作業で、まず手をつけなくてはいけないものが何かを、自分の中ではっきりさせます。

 やることのリストができ、優先順位ができて、じゃあ、やろうと思ったけれど、それでもどうスタートして良いか分からない場合があります。そのような場合の多くは、リストしたタスクが大き過ぎるときです。

 そんな時には、タスクの細分化をしてみましょう。例えば、「データの分析」をしなくてはいけない時には、データの内容の把握、分析の目的、分析に用いる手法をどれにするか、分析結果のまとめ方、レポートの執筆など、サブタスクとして何が必要なのかを考えてみましょう。そしてそのサブタスクにまた優先順位を振って、自分が手がつけられると思うサイズまでタスクを分割してあげます。

 このように、タスクの可視化と分割で、複数のタスクを抱えていても、multi taskingしながらアプトプットを出せる仕事スタイルが身についていきます。メンタル的にも、リストを消化していくことで、達成感が得られるようになり、安定して仕事に取り組めるようになる効果もあります。

仕事のコツ4: Comfort zoneからちょっと出るを繰り返す

仕事のコツ1~3を繰り返していくと、自分が担当してきたタスクのgo-to person (何かあったら、〇〇さんに聞けば良いよと、他の人が困っているときに、頼りにされる人のこと)になっている自分に気づく時がくると思います。

 自分がgo-to personになっていると気づく時には、そのタスクにおいては自信が持てるようになっており、自分でタスクを計画、実行できるし、ちょっと問題があっても、解決できる力と経験が備わっていることと思います。

 このような、自分が得意で安定感を持って行うことができるタスクの範囲のことをcomfort zoneと呼んだりします。この領域では、リスクやストレスを最小限に抑えられるため、比較的安定した状態で過ごすことができ、居心地が非常に良いものです。それは努力の賜物で、自分で自分にご褒美して良いことだと思います。

 ただし、自分を成長させるために仕事するなら、comfort zoneからちょっと出るを繰り返すことが必須になります。せっかく苦労して前は難しかったタスクも難なくできるようなったのに、このままこのタスクを続けていれば、仕事も苦じゃないのにと思うこともあるかと思います。

 しかし、comfort zoneは、新しい経験や成長が制限される領域でもあります。comfort zoneからちょっと踏み出すことで、新しいチャレンジを経験し、今までやったことが無いこと、苦手だったことを克服して、自分のcomfort zoneの範疇を広げていくことが、自分を成長させるためには必要です。

 ただ、comfort zoneから大きく踏み出してしまうと、リスクが多すぎたり、ストレスが不安が蓄積してしまうことにもなりかねません。そこで、comfort zoneをちょっと出てみる、というのを繰り返すことをお勧めします。自分の現在のcomfort zoneと同じ手法を違う対象に当てはめるなど、何かしらの関係性があるが、ちょっと違った新しいzoneを見つけて挑戦していってみてください。オセロで自陣を広げるように、自分の手持ちの駒をきっかけに、自分の色の範疇を広げてみましょう

 本記事では、20代の自分に仕事のコツを教えられるものなら… これだけは伝えてあげたい以下4つの秘訣を、4月から仕事をスタートした社会人の皆さんに、お伝えできればと思ってまとめてみました。

  1. タスクの範囲を超えて考える

  2. 何をやってても、一つだけは熱中できるタスクを見つける

  3. どこから手をつけて良いか困ったら、タスクを可視化(リストを作って優先順位をつける)と分割(手がつけやすい大きさになるまで、タスクのサブタスクは何かを考える)

  4. 成長したいならcomfort zoneからちょっと出るを繰り返す

仕事が自分にとってどんな存在か、それは十人十色だと思いますが、自分を成長させるために仕事してるんだと考えると、仕事と良い関係を築いていけるのでは無いかと思います。1ヶ月働いてみて「ちょっと仕事に疲れたな、面白くないな」と思った時に、ぜひ思い出してみてください。

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