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天使たちとの能力戦線(九章、ジョナルタの憑依剣術指南)

ジョナルタ「貴様がミィディアか?」

ミィディア「・・・そうだけど誰?」

ジョナルタ「私はジョナルタだ。今日は貴様に特殊な剣術を教える為こうしてやって来た。」

ミィディア「〝また剣術かよ・・・〟あのさ、ジョナルタには大変言いにくいんだけど剣術はもう色んな天使に教わってるから間に合ってるんだよね。」

ジョナルタ「それはヴェッキやパンピ、オッソからであろう?」

ミィディア「え、何で知ってんの?」

ジョナルタ「見ていたからな。しかし安心しろ!私の教える剣術はそれらの剣術が通用しない時にこそ真価を発揮する剣術だ。」

ミィディア「・・・どういうこと?」

ジョナルタ「ミィディア。下界の代表的な剣が多くの者に対策されているというのは知っているな?」

ミィディア「ああ。オッソが言っていたからな。」

ジョナルタ「それにより貴様は新たに四つの攻め方を教わり今現在出来る剣術の型は五つになっているな?」

ミィディア「そうだけど?」

ジョナルタ「その剣術は使って見てどうだ?」

ミィディア「どうだとは?」

ジョナルタ「其々使いどころは見えたか?」

ミィディア「・・・実はあんまり。」

ジョナルタ「だろうな。」

ミィディア「あとこう言ったらなんだけど使い始めたのが最近だからなのか使いづらいというか自分より弱い奴にしか使えないな・・・って時々感じてるんだ。」

ジョナルタ「つまり戯れにしか使えないということか?」

ミィディア「・・・うん。」

ジョナルタ「その感覚。間違っていないぞ。」

ミィディア「え?」

ジョナルタ「理由を説明しよう。オッソが貴様に教えた攻め方というのは結果だけだからだ。」

ミィディア「結果だけ?」

ジョナルタ「例えばヴェッキの攻め方だが彼の遠心力を利用するという攻め方は彼が一から剣を振る中で試行錯誤し身に着けた彼に合った攻め方だから成立するもの。逆に貴様のようにヴェッキ以外の者がその剣術を使おうとすると上手く使いこなせない。やり方が分かっていたとしても使いこなすことは出来ない。」

ミィディア「・・・成程。ヴェッキの性格だったり気質に合ったような攻め方だからその剣術が成立しているだけで別に他の天使が同じようにやろうとしても一朝一夕で出来るわけじゃないってことか。」

ジョナルタ「その通りだ。そしてオッソが貴様に様々な型を教えたのは別に使いこなしてもらう為じゃない。」

ミィディア「・・・様々な型を通して自分の型を作れるようにする為か。」

ジョナルタ「そうだ。それと貴様は心の状態がとても変化しやすい。あらゆるものに心が同調するかなり不安定な心の持ち方だ。しかしこの性質を逆手に取ればあらゆる技術であろうと習得さえしていれば心の持ちようによってあらゆる技術とマッチするランダム性をメリットとして生かすことが出来る。」

ミィディア「・・・だからなるべく多くの技術をオッソは教えたのか。」

ジョナルタ「あくまで推測だがな。本来剣術に限らず技術というのは一つに型を絞って極めた方が伸びるが貴様の場合はその選択肢の他に全ての技術を心の状態によって臨機応変に切り替えるという半ばチートのようなことが可能となるだろう。」

ミィディア「それって戦ってる最中にオッソの剣からヴェッキの剣に変化させたりってことが可能になるってこと?」

ジョナルタ「そうだな。移動はオッソの剣で一瞬攻める時だけフォールの剣ということも可能になるだろう。」

ミィディア「何それ最強じゃん。」

ジョナルタ「ネニアという天使にお礼を言うんだな。その仕組みの根幹は彼女の考えた人格術なのだから。」

ミィディア「・・・確かにな。」

ジョナルタ「戦いで使えばそのような感じだが普通に対面でもフェアの言葉で対話をしつつイプノの精神系の力で相手を分析。同時にこちらの精神分析はセイで妨害するなんていった使い方も出来る。」

ミィディア「・・・使い方は無限だな。」

ジョナルタ「使い手さえ良ければ間違いなく最強の技術だ。さてそんなわけで貴様にはこれからある一定期間。私の扱う高速剣術というのを身に着けてもらう。」

ミィディア「それも型の一つとして教えてくれるの?」

ジョナルタ「いやこれは一通りオリジナルで極めるような剣術として教える。」

ミィディア「・・・何で?」

ジョナルタ「貴様は今まで技術というものをパズルのピースのように覚えてきただろう。その結果技術への理解がどうしても浅くなっていると私自身貴様を見ていて感じた。まぁ別にそのままでも生きていくには何の問題もないが一度一から技術を習得するのがどういうことなのか経験するのもいいと思ってな。」

ミィディア「成程。今までの俺のスタンスは100点満点中60~70点の武器を臨機応変に使い分けることを前提とした技術習得体系だったけど100点満点中150点一本の武器もあった方が良いと。」

ジョナルタ「どうせなら両方経験しておきたいだろう?」

ミィディア「まぁ出来るならやってみたいよな。」

ジョナルタ「150点が出来たら60点の武器も90点くらいには理解が深まるかもしれんからな。」

ミィディア「成程な。」

ジョナルタ「では早速私の剣術について説明していこう。」

ミィディア「頼む。」

ジョナルタ「私の剣術は高速剣術と言ってまぁ名前の通り高速で剣を扱う戦い方をする。この戦い方を身につけるにはまずあらゆる力の緩急が重要となる。」

ミィディア「力の緩急?」

ジョナルタ「ああ。どう力を入れるのか。どう力を抜くのか。これがわたしの剣を扱う上では常について回る。」

ミィディア「それって例えば何に対して?」

ジョナルタ「例えば移動速度をどう加速するか。どう減速するか。剣速をどう上げるか。どう下げるか。剣を扱う時どう力を入れるか。どう抜くか。」

ミィディア「そんな細かいことを意識しないと駄目なの?」

ジョナルタ「ああ。とりあえず最初は体裁きの練習をするぞ。」

ミィディア「何をどうすればいい?」

ジョナルタ「常に緩やか徐々にを意識して移動速度を上下させる訓練をしろ。そしてそれにある程度慣れてきたら次の説明に入る。」

ミィディア「分かった。」

そうして俺は高速剣術の体裁きを只管練習した。


~~~~~


~~~3日後~~~

ジョナルタ「大分様になってきたな。」

ミィディア「ハァハァ・・・そうか?」

ジョナルタ「特に細かい緩急が3日前に比べて格段に良くなっている。」

ミィディア「そりゃ敵の攻撃を躱す為に必要だっていうなら否が応でも上手くなるさ汗。」

ジョナルタ「最初の加速と減速もそれなりに形になってきているな・・・よし、次だ。」

ミィディア「〝やっとか・・・汗。〟」

ジョナルタ「次は今のを剣を持った状態で振らずにやってみろ!」

ミィディア「また同じことをやんの?」

ジョナルタ「これの目的は剣を持った状態のこの動きに慣れることにある。さ、早くやってみろ!」

ミィディア「はい・・・。」

ということで俺はまた只管に体裁きを練習した。


~~~~~


~~~1日後~~~

ジョナルタ「よし大分様になってきた。」

ミィディア「最初はすぐ慣れると思ってたけどまさか一日もかかるなんてな・・・。」

ジョナルタ「それだけ剣を持った状態というのは人間の体にとってズレなのだ。そしたら次はいよいよ剣の振り方を教えるぞ。」

ミィディア「やっとだよぉ~~!」

ジョナルタ「笑。では剣を振る時の注意点を教える。まず意識として剣は振るのではなく固定すると思え。」

ミィディア「どういうこと?」

ジョナルタ「ミィディア。先程まで貴様は嫌になる程体裁きを行っただろう?」

ミィディア「ああ。」

ジョナルタ「剣は基本その体裁きで発生した力を利用し扱え。」

ミィディア「それって移動速度だったり体を捻る時に発生する力だったりってこと?」

ジョナルタ「そうだ。剣の速度は基本移動速度と同じにするんだ。速度の上げ下げは体裁きで教えただろう?」

ミィディア「徐々に・・・だっけ?」

ジョナルタ「そうだ。ミィディア。少し体を借りる。」

ミィディア「お、おう。」

ジョナルタ「(今から私がいつも剣を構えてから振り終わるまでの過程を体に教えてやる。)」

ミィディア「(分かった。)」

ジョナルタ「(まずは剣を軽く握り無駄に動き回る。)」

ミィディア「(・・・結構体が重く感じるな。)」

ジョナルタ「(それはまだ速さに乗っていないからな。乗り始めたらある一定の速度から急に体が軽くなる。)」

ミィディア「(あ、足が地面から離れて軽く宙に浮いてきた。)」

ジョナルタ「(これが私の剣の基本速度だ。)」

ミィディア「(え、スタンダードでこの速度⁉)」

ジョナルタ「(ああ。そしてこの速度に達したら攻めの開始だ。今回は一度しかしないが本来はこの速度で普通の剣術と同じ手数を打つ。)」

ミィディア「(・・・凄いな。)」

ジョナルタ「(普通だ。さて次は実際に振るぞ。この速度から更につま先走りを使って最高速度まで上げていく。そして最高速度に達した瞬間に・・・振りぬく!)」

ミィディア「(・・・クッ!)」

ジョナルタ「(・・・こんな感じだ。後は出てから説明するぞ?)」

ミィディア「(分かった。)」

ジョナルタ「今のが一連の流れだ。今回は相手がいなかった為振りぬいたがこの剣の振り方は剣道のように打つのか剣術のように切るのかでその後の対処が異なる。」

ミィディア「そうなの?」

ジョナルタ「ああ。さっき行った対処は剣道のように打った場合だ。まず相手に向かって剣速が最高速度に達する瞬間に切りかかる。その後当たらなかった場合は打った姿勢のまま2回転半位しながら威力を消すように止まる。次に当たった場合は当てた瞬間刃を更に押し込み振りぬくか振りぬけなかった場合は即座に刃を引き抜き相手と距離を取る。」

ミィディア「剣速が速いと威力を消すのも一苦労だな。」

ジョナルタ「まあな。」

ミィディア「でも何で徐々に速度を上げ下げするんだ?徐々にだと相手に対策されちゃうかもしれないのに。」

ジョナルタ「それは体が壊れてしまうからだ。確かにこの剣術の弱点として移動速度を変化させた時・・・特に下げた瞬間が狙われ易いというのがあるがだからといってこの上げ下げを急に行おうとすると使用者の体がその変化に順応出来ず壊れてしまうのだ。」

ミィディア「成程・・・。」

ジョナルタ「基本速度まで上がれば並の人間では視認すら出来ないからその辺は気にしなくていい。」

ミィディア「分かった。」

ジョナルタ「次に打つのではなく切る場合だがこの場合は簡単で当たろうと避けられようと当てた姿勢の状態から腕を動かさず回転により威力を殺せばいい。」

ミィディア「まぁ殆ど遠心力なんてかかんないからな。」

ジョナルタ「ああ。とりあえず一通り説明は終わったが何か質問とかはあるか?」

ミィディア「・・・今はないかな。」

ジョナルタ「なら実際にやってみよう。」

ミィディア「え?」

ジョナルタ「何だ?何か問題でもあるのか?」

ミィディア「いやてっきりこのまま天界に帰るのかと・・・。」

ジョナルタ「今回は150点になるまで教えると言っただろう。貴様が150点の域に達するまで私が指南してやる。覚悟しろ?」

ミィディア「そ、そんな・・・。」

ジョナルタ「そしたらまずはさっき私が憑依した時みたいに剣を構えてから振り終わるまでの過程を私なしでやってみろ!」

ミィディア「・・・分かった。」

ジョナルタ「・・・力み過ぎだ。もう少し緩やかに速くするように心がけろ。」

ミィディア「・・・こんな感じか?」

ジョナルタ「それだと速度がまるで話にならん。剣を持つまでの体裁きを一から思い出せ。」

ミィディア「徐々に緩やかに・・・。」

ジョナルタ「そうだ。最初は速くすることを考えずに滑らかに動くよう心がけろ。そして体が軽くなったら・・・。」

ミィディア「つま先走りに移行する・・・と。」

ジョナルタ「そうだ。そして基本速度に達したら暫くそれを維持出来るように努めろ。」

ミィディア「・・・これ。転んだりして意図せず急に速度を落としてしまったらどうすればいい?」

ジョナルタ「その場合は派手に転び倒せ。下手に止まろうとせず転んだ時に回転したのなら威力が消えるまで回転し続けろ。」

ミィディア「分かった。」

ジョナルタ「そして自分の目が基本速度にある程度慣れたら攻撃を行ってみろ。」

ミィディア「・・・参考までにどう攻撃すれば良いか教えて?」

ジョナルタ「薙が一番簡単だな。体重を斜め前に落とし剣を引き抜きざまに方向転換をする。唐竹は移動速度が極端に落ちるから使うな。袈裟切りや切上のような斜めからの太刀筋は斜め下に体重を落としてすぐ反斜め上に移動し速度を保ちながら相手の間合いを抜けろ。」

ミィディア「・・・そしたら薙だな!」

ジョナルタ「よしそしたらその腕を固定し姿勢を保ちながら左足を軸にしながら右足を地面に滑らせ続けて威力を消せ!」

ミィディア「・・・ふぅ。どうかな?」

ジョナルタ「及第点だな。」

ミィディア「〝悪魔だ・・・。〟」

ジョナルタ「実際の闘いであれば今の速度を利用してすぐに基本速度移動に戻るのが定石だ。」

ミィディア「そうなのか。」

ジョナルタ「ああ。とりあえず私の剣術はこんな感じだな。」

ミィディア「そうか・・・あ、そうだ。そういえばさ、ジョナルタは何で人格術のことを知っていたの?」

ジョナルタ「それはネニアから聞いたのだ。」

ミィディア「そうなの?」

ジョナルタ「ああ。そしたら最後にミィディアには私が知っている他の天使の剣術の型を教えてから天界に帰るとしよう。」

ミィディア「マジ⁉やった!」

ジョナルタ「まず一人目がクオーレの使う力術を使用した剣術だ。」

ミィディア「力術?」

ジョナルタ「下界では鎧通しともいう。やり方は簡単。まず刀身の鍔側の刃を相手をおもいっきり当てる。その直後に刀を引きながら切先側の刃を当てる。この時に注意すべきは刃を当てるタイミングの間隔をなるべくなくすこと。これが出来なければクオーレの剣術は使えない。」

ミィディア「それってめちゃくちゃ難易度高くない?」

ジョナルタ「まぁこれをするには少しコツがいるな。」

ミィディア「〝・・・出来る人の感覚って時々理解出来ないんだよな・・・人じゃないけど。〟」

ジョナルタ「因みに素手の場合だと掌底と四指球でやっていたな。」

ミィディア「〝・・・バケモンだ。〟と、とりあえず頭の中に入れておくよ汗。」

ジョナルタ「それが良いだろう。次は・・・ソレという一介天使でありながら能天使と同等の剣術を素で扱う天賦の剣才を持ち合わせた天使の剣だ。」

ミィディア「・・・どんな剣だったの?」

ジョナルタ「何というんだろうな・・・あれは剣というより舞のようだった。見た目は殺しの技術とは思えないような美しい動きをしていた。まるで儀式のような清廉さを感じさせる動きで攻めの緩急のつけ方が特殊だったな。」

ミィディア「どんな感じなの?」

ジョナルタ「・・・今なるべく思い出しながらミィディアに見せる。その方が理解が早いだろう。」

ミィディア「・・・分かった。」

ジョナルタ「・・・・・・こんな感じだ。」

ミィディア「〝・・・確かにこれは舞だな。〟」

ジョナルタ「どう感じた?」

ミィディア「・・・天使の前で言うことじゃないのかもしれないけど神々しいな。」

ジョナルタ「やはりそう思うか。ソレが戦っている姿は常に全力の一割も出していない余裕さと妙な遅さがあった。しかし皆何故か破ることが出来ない。」

ミィディア「・・・今の動き方戦いを意識するとまるで隙がない。確かに速度が遅いから速度勝負だと隙だらけだけどそれで先手を取れたとしても刃が届く気がしない。」

ジョナルタ「後の先を取られるからであろう?」

ミィディア「ああ。確実に躱される未来が見える・・・ジョナルタ。この剣術を使うソレって天使と会いたいんだけどそれって出来ないかな?」

ジョナルタ「・・・残念ながらそれは出来ない。」

ミィディア「・・・何で?」

ジョナルタ「ソレは大逆で消されているんだ。」

ミィディア「え・・・それって。」

ジョナルタ「もうこの世にはいない。」

ミィディア「・・・これほどの剣術を扱う天使がどうして?」

ジョナルタ「分からん。だが彼の性格からするに大逆をだまってみていることは絶対に出来なかっただろう。恐らく一人でも堕天使を止めるべく奔走したに違いない。しかしいくら剣術が卓越していても階級の中では一番低い一介天使。中天使ですら複数で助け合いながらやっと生き残れる戦場で一人戦っていれば消されてしまうのは別におかしいわけではない。」

ミィディア「・・・ソレってどれくらい強いの?」

ジョナルタ「ラーマやクオーレと良い勝負のはずだ。」

ミィディア「クオーレって誰と大逆を戦っていたの?」

ジョナルタ「私と他にはアルジェントという中天使だ。その三人でもレナたちが地上に降りてくるまでの時間稼ぎが精いっぱいだった。」

ミィディア「・・・中天使レベルが三人で助け合ってやっとの戦場ってこと?」

ジョナルタ「やっとというよりその三人でも戦っている時間は大逆全体で見ればほんの一瞬だ。」

ミィディア「そんな中一人で・・・無茶が過ぎるだろ。」

ジョナルタ「ああ・・・どこで戦っていたのかどこで消されたのか。誰も知ることもなく消えてしまった。」

ミィディア「そのソレって仲の良い天使はいなかったの?」

ジョナルタ「一人グラヴィーネという天使がいる。」

ミィディア「・・・その天使はまだ存在してるの?」

ジョナルタ「・・・ああ。」

ミィディア「辛い思いをしているんだろうな。」

ジョナルタ「・・・ああ。時々地上に降りてはイプノたちを血眼になって探している。」

ミィディア「・・・そっか。」

ジョナルタ「何だか暗くなってしまったな。」

ミィディア「でも天使でもそうやって苦しんでいるのを知って・・・あんまりこういうことを言っちゃいけないんだろうけどなんか親近感がわいたよ。」

ジョナルタ「何故だ?」

ミィディア「俺は失った悲しみは分からないけど失う怖さは知っているから。その天使にはいつか幸せになってほしいな。」

ジョナルタ「・・・大丈夫だ。私たちは天使。人間と違い不死だ。最後は必ず希望になるさ。」

ミィディア「そうか。頑張ってくれよ。俺の目標として。」

ジョナルタ「ああ。お前も私たちの意思を継ぐ者として頑張れよ。」

ミィディア「おう!」

そういうとジョナルタは消えていった。

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