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あとがき(天使たちとの能力戦線)


さて皆さま初めにこの能力戦線を最後までお読み頂き誠にありがとう御座います。


この能力戦線は天使の戦線シリーズ4作目で御座います。


この能力戦線は読む人にとってはとってもつまらないものとなっております。


何故か。


それはこの作品が前回・前々回の日常戦線・天界戦線と違い物語の主体がミィディアにあるからです。


なので天使たちの活躍を期待していた人たちにとっては少し残念な作品となっています。


逆にミィディアについて知りたいと思っていた方にとっては共同戦線以上に意味有るものとなっています。


さて今回はこの作品に出てきた全ての技術の基礎を支えている人格術に関して解説していこうと思います。


まずこの人格術とは私自身割と本気で考えた私にとってはかなり使える実在した技術です。


作品ではネニアが作ったことになっていましたが実際はシェンスの人格モデルになった者からヒントを得て私自身が作成したものであります。

起源は小学校二年生。


当時は気づかなかったのですがわたくしの友人であった(過去形ということは・・・?)方がその時の様子を覚えていました。


その時の私はまるで別人のようだったと。


私はそれを聞いてもう使えるということは確定だと感じました。


何故ならサンプル数1とはいえ実際にそう感じたという事実がそこにはあるからです。


そしてその起源の後多くの時が経ち最初の基礎が出来上がるのが高校時代。


私が心理学に興味を持ち始め虐待という言葉を知り始めアダルトチルドレンの種類が9つあることを突き止めエンパスという言葉を知り世界が広がった頃でした。


この頃の私は底辺高校に通いながらも成績を上げようとせず必死に哲学や心理学の知識を片っ端から調べていました。


当然成績は友人の中で一番低くいつもバカにされていました。


でも私は不思議と嫌な気持ちになりませんでした。


それは小中学校の頃と違いそのバカにするという行為の中に何故か愛を感じたからです。


そして人格を憑依するという基礎が出来始めてからその人格術は大きく進化していきました。


その人格を増やし同時にイメージしたり組織として安定させたり人格の技術だけ精神性だけ人格そのものを・・・といった具合にあらゆるパターンが出来てきます。


そして高校時代ではそこで一旦人格術の進化が止まるのですが専門学校に入った時再び人格術は花開きます。


どうやら人格術は窮地にこそ真価を発揮するのだと私はその時思いました。


そしてその人格術の熟練度はぐんぐんと上がっていきます。


この時主に助けてくれたのがここまで読んで下さっている皆さんなら察しがつくであろうフェアの人格モデルです。


彼女には専門学校時代とてもお世話になりました。


他にもビランチ、シェンス、モルテ、イプノなどお世話になった人格は数知れません。


この人格高校時代には80人強いましたが専門学校時代には100を超えていました。


つまりそれだけの人格に助けられて私は生きてきたのです。


この人格たちはいうなれば私の通ってきた道です。


私の心が通ってきた道の数。


それがこの人格たちなのです。


最後に次回は天使主体の物語なので少しは楽しく読めることでしょう。


ではまた・・・。




                                     著者Midi

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