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満員電車の憂鬱(スマホ編)




満員電車では皆スマホをいじっている。


しかし腕一つ動かせないほどの満員の中でそれでもスマホをいじろうとする病的な強迫行為にかられている輩が存在する。


私はこの行為をする輩に激しい嫌悪を感じる。


まず最初に、そこまでしてスマホを見ていたいだろうか?


四六時中片時も離さず、同じ画面を見続けているのは側から見て非常に滑稽である。


問題なのはその輩がもつスマホから発せられるブルーライトである。


「お前の忍耐力がえんぴつの削りカス程度しかないお陰で私の・・・いや、お前の周りにいる瞳のピント調整機能を奪っているのだぞ?わかっているのか?」


言うなればこれは、非喫煙者の近くでわざわざタバコの煙をめいいっぱい出して吸っているのと変わらないのである。


さらにたちが悪いのが満員で動けないため避けようがないのだ。


控えめにいってスマホを粉々にして砂に混ぜてやりたい気分だ。


もし超能力が使えたならば、念力でやはりスマホを壊しているだろう。


そのような想像をしてなんとか心の平穏を保っている。

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