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暗示・洗脳・催眠の対応策(条件世界学問書){完}

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著者 メテン・ジオーネ 訳者Midi
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2021年4月の記事一覧

暗示・洗脳・催眠の対応策(四章、催眠のかけ方){一、相手の望むものを与えて心の隙を作り、その隙間につけ込む}

暗示・洗脳・催眠の対応策(四章、催眠のかけ方){一、相手の望むものを与えて心の隙を作り、その隙間につけ込む}

分かり易い例を挙げよう。

まずあなたが同僚に「飲み物を買ってきてほしい」と頼まれたとしよう。

まず300円を渡されて買ってきた場合その後同僚に残業を頼まれたらあなたは引き受けるだろうか?

恐らく殆どの人が自ら引き受けないだろう。

次に1000円を渡され「お釣りはいらないしあなたの分の飲み物も一緒に買っていいよ」と言われて買ってきた場合。

その後「少しだけでいいから残業をしてくれないかな?

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暗示・洗脳・催眠の対応策(三章、暗示・洗脳・催眠の関係性)

暗示・洗脳・催眠の対応策(三章、暗示・洗脳・催眠の関係性)

ここでは暗示・洗脳・催眠の関係性について書かせてもらう。

最初に催眠から語らせてもらう。

催眠とは相手を混乱状態に陥れることをいう。

テレビなどで催眠をかけて見よう!みたいなコーナーを見た時を想像してほしい。

ここまで説明していてなんだが「まず、普通は暗示や洗脳なんてかからないよ」と思っている人が大半だろう。

しかしそれはテレビで洗脳をかけられている人を客観的に見ているからそう思えるのだ

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暗示・洗脳・催眠の対応策(二章、暗示・洗脳・催眠に共通すること){七、体裁や設定を大切にする}

暗示・洗脳・催眠の対応策(二章、暗示・洗脳・催眠に共通すること){七、体裁や設定を大切にする}

詐欺師は体裁を非常に重要視する。

例えば高齢者を騙す時は「行政の職員」というスタンスを絶対に崩さない。

例えあなたが本当に行政の職員なのか疑いカマをかけたつもりでも詐欺師はスタンスを絶対に崩そうとしない。

カマをかけたところで行政の職員というスタンスで「あなたは何を言っているんですか?」と言っているかのような態度を一貫する。

またはあなたを「おかしなことを言っている人だなぁ。でも見て見ない

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暗示・洗脳・催眠の対応策(二章、暗示・洗脳・催眠に共通すること){六、五感を利用する}

暗示・洗脳・催眠の対応策(二章、暗示・洗脳・催眠に共通すること){六、五感を利用する}

詐欺師は洗脳をかける際にこの五感を利用する。

悲劇的な場面を見せて心理的に揺さぶりを掛けたり電話口などで「もし断った場合はあなたの大切な人にこの請求がいきます」など詐欺師は手段を選ばない。

なので私は私が知り得る限りの手段や手法を上げることで詐欺師の手を全て封じさせてもらう。

こうして五感を利用することであなたの「考える」という行為をやめさせようとしてくるのだ。

言うなれば思考停止だ。

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