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暗示・洗脳・催眠の対応策(条件世界学問書){完}

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著者 メテン・ジオーネ 訳者Midi
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2021年3月の記事一覧

暗示・洗脳・催眠の対応策(二章、暗示・洗脳・催眠に共通すること){五、その人固有の考え方を利用する}

暗示・洗脳・催眠の対応策(二章、暗示・洗脳・催眠に共通すること){五、その人固有の考え方を利用する}

詐欺師はその人特有の考え方を見極め理解しその人に合わせて暗示をかける。

例えば何事にも悲観的に考える人がいたとしよう。

その人の考え方を利用しようとするとその悲観的に考える傾向を極限まで強めるように働きかける。

心理テクニックを使いその人の自滅を狙うのだ。

最終的にはその人が自分自身を責めて自殺する・・・こういった最悪の結末を最初にゴールとして設定しそこに向かうよう働きかける。

催眠の特

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暗示・洗脳・催眠の対応策(二章、暗示・洗脳・催眠に共通すること){四、言葉を使って支配する}

暗示・洗脳・催眠の対応策(二章、暗示・洗脳・催眠に共通すること){四、言葉を使って支配する}

この第四項は非常に大切なので覚えておいてほしい。

催眠という過程を経て洗脳をするにしても暗示をかけて操るにしても詐欺師は相手に話を聞いてもらえなければ文字通り話にならない。

逆に言えば詐欺師の話を聞かなければ言葉に耳を傾けなければ洗脳にも暗示にもかからない。

つまり会話のキャッチボールを成立させない状況を作り出せれば撃退が可能なのだ。

何故この項目が大切なのかはもう一度言うが催眠が「言葉」

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暗示・洗脳・催眠の対応策(二章、暗示・洗脳・催眠に共通すること){三、曖昧さを利用する}

暗示・洗脳・催眠の対応策(二章、暗示・洗脳・催眠に共通すること){三、曖昧さを利用する}

詐欺師はわざと誤解しやすい表現をする。

それは何故か。

いざと言う時に「私は確かに伝えたよ?間違ってとらえた貴方が悪いんでしょ?疑問に思ってたなら詳しく聞けば良かったじゃない。」と自分の正当性を主張すると同時にこちらに全面的に落ち度を示しこちらの恥や罪を利用して精神を消耗させてくる。

そうして日頃からチマチマとこちらの自制心を消耗させることでいざ洗脳をかける時の為少しでも抵抗されないようにし

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