暗示・洗脳・催眠の対応策(二章、暗示・洗脳・催眠に共通すること){五、その人固有の考え方を利用する}
詐欺師はその人特有の考え方を見極め理解しその人に合わせて暗示をかける。
例えば何事にも悲観的に考える人がいたとしよう。
その人の考え方を利用しようとするとその悲観的に考える傾向を極限まで強めるように働きかける。
心理テクニックを使いその人の自滅を狙うのだ。
最終的にはその人が自分自身を責めて自殺する・・・こういった最悪の結末を最初にゴールとして設定しそこに向かうよう働きかける。
催眠の特徴の一つとして「己を苦しめるのは敵の刃などではない。己の考え方だ。」というのがある。
また過去には{ブアメードの水滴実験}といった催眠で人を殺せるのか?といった非人道的な実験まであった。
そうして悲観的傾向を最大限に強めた後に時間をおくのだ。
時間が経てば経つほどその人は正気を失い生きた屍のようになる。
このように催眠には人の命を削り死へと導く力さえあるのだ。
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