出会いの価値

営業をかけられ、何度も直接会い、何度も話を聴いた。
考えや価値観、想いも、素直に論理的に感情を混ぜながらできるだけ紐解いて伝えた。
決して相手を否定しなかった。
考えや価値観は違えど、想いは一緒だということが分かった。
営業は断った。
『告白してフラれたみたい』と言われた。
営業をかけてきた相手とは、今は友達だ。

時間も体力も気力も精神力も脳も心も
全力で使うから、疲れることもある。
1秒をカナリ大切にしているから疲れることもある。
価値観の衝突が結構ある。
『つんくんって、常に活きいきしていて、常に前進していそう。』
的なことをよく言われる。
物心ついたころから様々な方々から言われ続けている。
小学生の頃、先生からは『成長意欲の塊』と評価されていた。
1日中一歩も歩けない日もある。
1日中何も食べる余力がない日もある。
数日間、文章の内容が全く入ってこない期間もある。
何の映画を見ても、何の音楽を聴いても、何の絵を見ても、
何の話を聴いても、全く入ってこない期間もある。
部屋の中を這ってでしか動けない日もある。
だがしかし、それでも人と会うことや、実際に五感で触れることに可処分時間を割く価値がある。
どんどん友達が増えていっている。
全力を尽くしたその先に走馬灯や白昼夢などを見た経験から、誰にでも死は身近で、生と死が目の前にあることを無意識下で分かっているのかもしれない。
ありがたい。
真にありがたい。

ありがたいの極みかもしれない。