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月光仮面のおじさんは~♪

普段は何気に使っている言葉「正義の味方」。ライターとして長く働いているのに、本当の意味を生まれて初めて知りました。

正義の味方である月光仮面は、謎の敵「どくろ仮面」との死闘を繰り広げる!映画「月光仮面」の、大まかなストーリーです。

アニメ「ごぞんじ!月光仮面くん」なら、観たことはあります。はるか大昔に…。

ギャグアニメで、小学生が変身して悪者と戦うストーリー。「戦う」という言葉が正しいかどうかは悩みどころですが、一応「戦う」と表記させていただきたく存じます。

とはいえ、元になった「月光仮面」そのものは観たことがありませんでした。ちょうどU-NEXTで映画版が配信されていたので、視聴。

設定はガバガバ。月とどういう関係があるのかもハッキリせず。突っ込みまくりの映画です。物語の進め方も強引。

でも「正義の味方」について、改めて考えさせられた気がします。

本当の意味での正義の味方とは?

「悪い人をやっつけて弱い人を助ける」のが正義の味方と、本気で思っていました。ただ月光仮面で描かれた「正義の味方」は、意味が違います。

初めて「正義の味方」という言葉が出たのは、何を隠そう「月光仮面」が初。月光仮面が目指したのは「悪い人だから叩く」ではありません。

「良いおこないをしている人や、弱っている人を守る」です。

義の意味は「己の利益を度外視し、世のため人のために尽力する」です。義を正しい方向へもっていくから「正義」。

映画では、恐ろしい爆弾をめぐっての攻防が繰り広げられました。爆弾を義に反することに使えば、とんでもない事態に…。でも爆弾は、トンネル工事や建物の解体にも使われています。

博士は、開発した爆弾を人類発展のために使おうと考えていました。「正義」を貫こうとしていたからこそ、月光仮面のおじさんは助けてくれたのかもしれません。

現代の「正義の味方」は「憎め〇せ許さない」が、まかり通っている気がします。

元祖正義の味方のモットーは「憎むな殺すな赦しましょ」でした。


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