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Sony FX30についてのメモ書き

調べるほどに、良いんですよね。。
フルサイズカメラが単純に画が良いことはわかるんですけど、APS-C動画機の方が私には合ってそうだなぁと。
私なりに書き出してみたところ、ざっくりと良い点8つ、不安点は7つくらい感じてるのかなと思いました。

【メリットに感じている部分】

・冷却ファンで真夏炎天下の長時間撮影に挑戦できそうなこと。
・フルサイズ機FX3とほぼ同じ筐体
。"The業務機"という見た目なのがカッコいいです。なんならFX3と見分けがつかないのでは!?フルサイズ機です!って冗談いっても一瞬信じて貰えそうですね。。

そしてそのFX3と比較してのアドバンテージは
・約半額。
・全画素超解像ズームが使えます!
(FX3は画素数が少ないのでデジタルズームになって荒い映像になってしまうらしいですね)
なので単焦点レンズでも撮影の幅が増えます。
・フォーカスブリージング抑制機能(純正レンズ使用の場合のみできます)
レンズ群がシネマレンズを入れて考えるとAPS-Cの方が豊富でコスパも良いものが多いらしいです。フルサイズ用のは重くて高い(物によっては一桁違う)そうです。(映像制作の機材では長らくsuper35mm≒APS-Cセンサーが一般的とのことで、レンズが揃ってるのかもしれないですね。参考に拝見した動画を下に貼っておきます。)

・中身が最新のアルゴリズムなのか、AFの精度が良いらしいです。(瞳AFで鳥にも対応してるくらいですし、演算処理方法はα1やα7IVに近いのでしょうね。参考動画を下記リンク貼っておきます。)

・モニター解像度が236万画素に何故か大幅アップしています!!
(ちなみにFX3やソニーの最高峰α1でも144万画素なのに!?)私の使うα6400は92万画素のモニターで、解像度も足りないし色も変だったので期待大です!

つまり上位機種FX3を部分的に上回っているわけですが、今回のFX30がただのSONYシネマラインの入門機というだけではなく、GH6やBMPCC6Kなどの同価格帯の動画機ライバル(m4/3センサー)を意識して、勝負しに来ているのかもしれません。同価格でセンサーサイズはAPS-Cの方がm4/3より大きく、super35mmセンサーサイズということで大きなアピールポイントでしょう。
APS-Cの同価格帯だとFUJIFILM X-H2Sともライバルになるでしょうか。(ローリングシャッター抑制がきちんとできるため、用途が写真もさることながら動画機として高い完成度です。)ファインダーがちゃんとあって写真もJPEG撮って出しが綺麗ですし、そっちの方が使い勝手もよく人気になりそうと思っています。(動画の手振れの利き方やAFトラッキング機能、レンズ資産の観点から私にはFX30の方が魅力的に写るだけですね。)

【デメリットに感じている部分】

FX30で心配な部分は、
・EVF(電子ビューファインダー)がないこと。
α6400は露出決めるときにモニターが炎天下では見えず、EVF必須だったんですが、モニター輝度を上げてゼブラ表示で露出決定すればFX30なら屋外でも対応できますかね。。慣れですかね。
・動くとローリングシャッター現象が生じてしまいそうなこと。
(α6400とかと比較したら良くなっているのでしょうか…?裏面照射CMOSセンサーを新規導入してるので、性能が上がってると思いたいです…)積層センサーだったり、センサーサイズを小さく画素数も少なかったりする方が有利なはずですが、FX30は積層センサーでない上に画素数が上がっているので、FX3比では悪くなってそうだなという気がします。
【ローリングシャッター歪み性能予想】
α1>FX3>FX30≧α6000シリーズとZV-E10

・α1やα7IVのように高分解シャッター(シャッタースピードがものすごく微調整できる設定)は利用可能なのかどうかですが、FX3はなぜか非搭載ですので、期待薄です。(LEDとかの照明のフリッカーをなんとか抑えたいのでぜひ搭載して欲しい機能なのですが)

・同センサーを搭載したα6000シリーズないし、ZV-E10の後継機が安価でそのうち発売されそうな気がすることです。
動画の長回しをしたいのでFX30のファンによる冷却が欲しいのは欲しいですが、炎天下でファンのないα6400でもFHD60p撮影でなら熱停止を経験したことがないので、もしそれらの後継機出たら気持ちが揺らぎそうです。。

XLRハンドルは付けるか否か、迷います。別売がない唯一無二のハンドルなので、付けない方がおかしいのかもしれませんけど、6万円くらいの差額なら、浮いたお金で録音機器やリグを組むのも良いかなと。。
例えば録音にこだわるなら32bitフロートの録音機とマイクを買った方が良さそうですし、本体外周をまるっとクイックリリースシステムにできるリグを組んでしまった方が安心かつ運用しやすそうで、そうするとXLRハンドルが押し入れに眠ることになりそうな予感。。

・私の現在の環境だと、動画データが膨大になってストレージ保管場所が追いつかなくなりそうです。
FHD60p50Mbps(8bit4:2:0)から4K60p10bit(どの画質が自分に最適かわからないですが)に変えたら、倍以上のデータ量でしょうか。(ビットレート計算してないのでわかりませんが)今でもすぐに2TBSSDとか埋まるのに、果たして買うべきなのか、私の運用では持て余すのではないかということで、ここらで総額いくらになるのか、立ち止まって考えるべきかもしれないです。

・ハイフレームレート撮影(4K120fpsやFHD240fps)はSDカードでは撮れず、CFexpress TypeAカードと専用のカードリーダーが必要なことです。
どちらもとても高価なため私は買えないので、実質使うことができない機能になりそうです。
→これって、CFexpressに録画したデータを、SDカードにデータを同時コピーあるいは移動させるようなことって、本体内で処理できないんでしょうかね。CFexpressを最小ストレージでお安く買っておいて、録画を記録した先からデータ移行してストレージを空けておく工夫が、カメラだけで出来たらありがたいと思っただけです。。


最後に感想をば。

以上がメモです。
買う買わないについては、、、
他に買うべき家電の優先順位があるので、しばらくは貯金に専念しないとです。
また、α6400も使いきれていないほど高性能で、まだまだ使う気でおります!!8bit4:2:0のためHLG撮影や色編集時に色が破綻していることがあることと、4K60pで撮れないことだけが残念ですが、日中の撮影なら設定を追い込むと撮って出しでもFHDでも十分綺麗だと思える撮影ができますので、使いこなすのに苦労した分、手がかかったので愛着があります。TAMRON18-300を新たに購入したことで近接から望遠までなんでも撮れる感が増して、益々持ち出すのが楽しくなりましたし。

やっぱ奥深くって楽しいですね、カメラって!
新機種が出てわからない言葉とか機能とか差異を改めて調べてると、とにかく楽しいです!
それが今回の収穫ですね!メモして吐き出してよかったです。

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