HDRの良解説動画があったのでメモ。とても良い解説がYouTubeにありました。


HDR規格について、とても良い解説がYouTubeにありました。

興味ない方にとっては、素通りしてしまうと思いますが、映像や色域の規格に興味ある私からすると、”待ってました!!”というような、分かりやすく、そして知りたいことが無駄なくまとめられた内容でした。
これまで勉強した自身の理解がおそらく間違ってないことを再確認することができた、ためになる解説動画でした。備忘録でした。

以下は駄文で蛇足ですので、上記動画視聴で満足された方は読まなくて大丈夫です。
なんとなくこの記事を書き始めたら私がHDRへの興味を持った経緯のような感想を書きたくなってしまい、結果取り留めのないものが書かれていると思います。。
全然まとまってないので、大変読みにくいと思いますが、それでも興味のあるという方はすみませんがもう少しだけお付き合いください。

そもそも、綺麗に動画を撮影して残したいのでカメラを選んだ

動画を撮影するにあたって、"私の所持しているカメラα6400"以降に販売されたSONY機だとPPピクチャープロファイル10(HLGハイログガンマ)が使えるようになっています。
いわゆるHDRハイダイナミックレンジ動画と言われる規格にあたります。(これに対し標準的なこれまでの規格は|SDR《スタンダードダイナミックレンジ》と呼ばれます)

SONYのカメラ設定でPP10を選ぶと、色域(表示できる色の範囲)が標準のRec.709だけでなく、より広色域のRec.2020が選べるようになります。使える色の種類が豊富になると、それだけ鮮やかだったり、より正確に色を表現できるようになります。

HDRの視聴環境について

HDR視聴にはなにか特別なものを用意しないといけないか、に関してですが、大きいものだと4K TVやHDR対応のディスプレイが必要になってきますが、身近なものでいえばiPhoneや最近のスマホであればほぼ対応しているので、実は多くの方が見れる環境を既にお持ちです

HDRで撮影された動画を対応ディスプレイでみると、光源が本当に眩しく光ってみえたり、画に立体感や奥行きがあるように感じらたりするので、"リアル"に見ている感じがします。私は好きです。
(スマホでだと設定した輝度以上に急に明るく表示されるので、嫌という方もいらっしゃるかもしれません。人それぞれ好みがあると思います。)

ところで普段、ほとんど私たちは、TVもスマホもPCもSDR規格でしか視聴していません。
しかしそれで不便に感じることはなく、HDRで視聴している場合にも、それがHDRなのかSDRなのかを意識せず見ている方が大半だと思います。
なのでぜひ、これまで興味なかった方でも一度YouTubeなどで『4K HDR』などで検索して観てみてください。
ポテンシャルを引き出すとこんなに綺麗な映像が見れるのかと、違いを感じられると思います。 

でも、勿体無い

HDRの良さを知ってしまうと、どうしても日常の撮影でも良い映像で残したい、と数年前の私は思いました。そしてまだスマホではHDRでの動画撮影には対応していなかったので、カメラα6400を購入しました。

カメラを買ってからは、なるべく簡単にHDR撮影して"撮って出し"(=編集加工なし)で見られるようにカメラの設定をこねくり回したりしているのですが、思い通りに撮影できず、勉強するほど更にわからない設定が出てきて試行錯誤、の繰り返しです。
"試行錯誤の繰り返し"・・・
そう、HDR撮影は全然簡単じゃない!ってところが割と"HDR普及の障壁"になっている気がします。
私の所持するα6400ですが、PP10"デフォルト設定"での撮って出しは、色が変で、最大まで明るく設定しても全体的にとても暗い映像が記録されてしまいます。しかも、カメラのモニターも設定をしないとSDR信号として表示するので、もう訳がわからない状態です。
デフォルトで綺麗に映してよ・・・って今でも思います。
(でも受光センサーの感度を変えて処理するのだから、RGBの受光感度は違うので、感度が上がりやすいRedが強く出て色被りのようになるのも仕方ないといえば仕方ないのか、とも思いながら)

なので、設定を細かく勉強して、魔改造とも呼べるくらいに初期設定から逸脱したものにする必要があります。
その詳細は今後、noteに記事を書こうと思います。
(⬇︎下記リンクは以前の私の設定を書いたですが、このときと現在では全然別物になっていますので、いずれ記事をアップデートしたいと思います。以前より確実に撮って出しで良くなってきてますが、まだ納得いかず、試行錯誤の日々が終わりません。試行錯誤するためのモニタ表示設定などもあるので、あとはSONY機をお持ちの皆様ご自身で試行錯誤できるための記事にしたいです。)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?