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SONYカメラのネーミングとロードマップで思うこと

今回はダラダラと愚痴ります。(結論は最後にあるので、途中はぜひ読み飛ばしてください。。)

SONYのカメラは、レンズ交換式のミラーレス一眼と、レンズ一体型のコンデジタイプがあります。

その中でもフルサイズミラーレスのα7シリーズは、区分がとてもわかりやすくなってます。
・α7無印(IV)…スタンダード、良いとこどりのバランス型、普及モデル
・α7R(V)…高画素高解像度特化
・α7S(III)…低画素高感度特化
・α7C…無印よりも廉価、小型版

このように、語尾のアルファベットによってどんな特徴かが一目瞭然で、そのあとにアラビア数字(II,III,IV,V読み方はMark2,3,4,5)で何回改良されたモデルなのかがわかるようになっています。

他にも、コンデジタイプも一部ですが、例えば写真ならRX100シリーズ※のM7(mark7)とか、最近発表があったVlogカムならZV-1 II(mark2)のように、やはり何回改良されたかを語尾の数字で理解しやすくネーミングされています。
(※RX100はそれぞれの数字で特徴が微妙に違ったりするので、数字が大きいからといって最上位機種とはならないです。最新ではありますが)

ところが、センサーサイズがAPS-Cのミラーレスの場合、なぜかとてもわかりにくいネーミングになっています。
α6000シリーズと呼ばれているのですが、語尾にアラビア数字は付かず、αのあとの4桁の数字が変わるネーミングになってます。
・α6000,α6100…エントリー、廉価扱い
・α6300,α6400…機能付与のミドルハイ扱い
・α6500,α6600…光学式センサー手ぶれ補正搭載のハイエンド扱い

↑α6000、α6300、α6500がAFの世代が古く、α6100、α6400、α6600がAFの世代が新しいものになってます。

発売の順番はα6000→6300→6500→6400→6100&6600となっています。
数字と世代の関係がわかりにくいです、まさに初見殺し。

どれが最新なのか、またエントリーなのかハイエンドなのか、非常にわかりにくいんです。
さらに数字の一番大きなα6600が全機能盛りというわけではなく、フラッシュや一部機能はα6400比較で省略されているなど、逆転が起こっている部分があります。
細かく調べないと気づけないような差があるため、選ぶ側のリサーチ能力が要求されます。(もはやこの面倒臭さは暗にフルサイズを買って欲しいというメッセージなんでしょうか。。)

また、当時からα6000シリーズではロードマップを明確にしていなかったため、α6300が発表されたときα6000の上位モデルにしてフラグシップと紹介されたはずが、僅か7ヶ月ほどで真のフラグシップα6500が発表されてしまい当時大変な物議を呼びました。(手ぶれ補正とブラッシュアップされたAF、バッテリー増量など、α6500の機能増強が大きかったため、α6300の購入者はおそらく当時騙されたような気分になったからでしょう。SONYさんとしたら開発スピードや製造過程でたまたまα6300の発売とα6500の発表時期が近づいてしまったのだろうとは思いますが。。)

そして現在、α6700というAPS-Cのフラグシップカメラが夏に発表されるのではという噂があるようです。
つまりα6600の後継機になると思われますが、そうするとα6400の後継機の名前はどうするのでしょうか。。(6500も6600ももう使えない名前ですから。。)
もしα6700としてフラグシップAPS-Cミラーレスが出てしまうと、α6400の後継機が存在し得ないというか、ロードマップがどうなっているのか不安視されると思います。

あくまで噂ですので、発表では名前がどうなるかはわかりませんが、個人的にAPS-Cセンサーミラーレスの名前をα6とかα5といった感じで、ネーミングパターンの仕切り直しをされた方が良いのになぁと思ってしまいます。(私だけでしょうか?)
それで、エントリーなのかミドルなのかハイエンドなのかをアルファベットで区別できるようにしてもらった方が、今後も後継機が続くシリーズなのだと理解しやすいんですけどね。。

結論何が言いたかったかというと、APS-Cのフラグシップカメラが久々にSONYから出るのが待ちきれないだけですw
噂で焦らさずに早く発表してくださいSONYさん。。全部盛りの文句なしのAPS-Cフラグシップをぜひお願いします。。

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