上司の否定ではなく自分を変えることでの成長

今回のお話は、上司を否定するのではなく、状況を客観的に見て、自分を変えることで、会社での生活が少し良くなったというお話です。

上司から仕事を振られた時、上司はその仕事の答えを自分の中に持っていて、それ以外の答えを提示されると否定し、無理にでも自分の答えを押し付けてくる人でした。(これは昔の私がそういう風に上司を見ていたということです。今思えば自分の答えが甘かったのかもしれませんが)

昔の私が思っていた上司の印象は、「部下の意見をきかず自分の意見しか言わない人」でした。

そのため、私の意見が何回も否定されることが続くと、上司とコミュニケーションをとることが苦痛になっていき、ストレスも増え、上司の愚痴も多くなっていきました。

ある時、YOUTUBEを見ていて(恐らくDAIGOさんの動画だったと思いますが)心理学では、「人に決められたことをするよりも、自分で決めたことをする方がモチベーションが高くなる」という話をしていました。

これを見た瞬間に、私の会社での状況は、「自分の意見を否定する上司」がストレスになっているのではなく、「自分で決めたことができない」ことにストレスを感じているのだと思いました。(自分が決めたことができない原因の一つに上司はありますが、上司がストレスというより、心理学的にストレスがかかる状況だった・・・すみませんうまく言語化できていないかもしれません、ただ当時の私はその考えが腑に落ちました。)

この状況を変えるために私が考えたことは、

①上司が変わることを願う(もしくは指摘する)

②自分を変える

①について、上司を変えることはほとんど無理です。私が本人(上司)だったとして、部下に「あなたのxxxxの考え方や発言がストレスなので、変えてください」と言われたところで、本人は急に変われないし(変わる気がないかもしれないし)、少なからず不快な気持ちになり、最悪の場合、関係性が悪化します。

よって、②自分を変えることに決めました。

例えば、「自分の話し方」について周りの人に意見を聞いたところ、仲のいい先輩からは、「仕事の打ち合わせの時に、急にスイッチが入ることがあり、早口になって言葉が強くなる」と言われました。それにより、

①早口で何を言っているのか理解できない

②威嚇されているような気持ちになる

つまり不快感があるとのことでした。(俺ってやばい奴やん・・・笑)

そこで、上司と話すときにはゆっくりと丁寧に話すように心がけています。

例えば、話す前に深呼吸をして、スイッチが入りそうになると心で深呼吸をする。最初はスイッチが入っていても、気づくことはできませんでしたが、意識しながら話していると、スイッチが入っているかどうか分かるようになってきました。

また、自分の意見を「分かりやすく簡潔に」するように前もってシミュレーションをしておくなど準備をするように心がけています。

そうすることで、10回に1回ぐらいは私の意見を聞いてもらえるようになりました。(でも少ない・・笑)


つまり私が上司とのコミュニケーションで学んだこととして、

①上司と自分のコミュニケーションを客観的に見ること

②上司(相手)の否定だけで終わらず、自分を変えようとすること

そうすることで、自分の成長に繋がり、会社での生活が少し良くなりました。

状況を客観的に見ることや自分を変えるための方法を学ぶには、本や動画が良かったです。私は本を読む機会が増え、会社だけでなくプライベートでも助けられています。


最後に、同期と話していると私の上司以上にひどい上司もいるということを聞きました。その時は迷わず「戦略的撤退」をすることも考えた方が良いと思います。(自分が悪いと思い込んで、自分の心が壊れたら元も子もないので)


人を否定していもその人は変わらない、それより自分を変えることで違う景色が見えて自分の成長にも繋がる。上司も部下もお互いを否定するのではなく、お互いを尊重し、コミュニケーションを丁寧にしていくことが大切

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