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【ヨーロッパ旅行 3】🇬🇧マンチェスターのギャップ

3日目はマンチェスター観光。
実はリバプールとマンチェスターの観光はライブのついでのつもりでしたが、初めてのマンチェスターだったので、朝から夜まで思いっきり楽しんできました。

まずはアートギャラリー

まずはManchester Art Galeryへ向かいました。アート巡りが好きなので、一人旅の時はいつも美術館を優先しています。

エントランスがエレガントで素敵。ギャラリーは思ったより広く、彫刻、絵画、モダンアートまで様々な展示があります。

Manchester Art Gallery (entrance)

特に彫刻のコーナーが充実していて、あまり彫刻を見たことがない私でも楽しめました。

ヨーロッパの美術館は絵画の展示の仕方が日本とかなり違って、天井が高く壁一面に絵がかけてある部屋がいくつもあります。そのためひとつずつ見ることも出来るけど、部屋全体を眺める楽しみ方もいいなと思いました。

ソファーでくつろぎながらの鑑賞も素敵

お気に入りのアーティストも見つけました。
Adolphe Valetteというフランス人印象派画家(1876-1942)の霧がかったマンチェスターを描いた絵がとても良かったです。

ミュージアム運がない

次に、People's History Musiumという、なんだかコンセプトが面白そうな博物館に行く予定でした。しかし着いてから休館日だったことが発覚。リサーチしとけばよかった…。昨日から行きたいミュージアムの閉館続きでついてない。週明けなのでしょうがないですね。

プラン変更で科学・産業博物館が開いていたのでそっちに行くことにしました。

「世界の工場」イギリス

理系に疎い私が大きなコンピュータや宇宙模型を見ても「わーすごい」としか思えなかったのが正直なところでしたが、産業の展示は楽しめました。そういえば世界史のイギリスといえば産業革命ですよね。

Science and Industry Museum

紡績機と発明者の名前をやたら暗記させられた記憶があります。ジョン=ケイ、ハーグリーブス、クロンプトン…。

紡績機の進化がひと目で分かる

1番印象に残っているのは、ウォータープルーフ繊維の発明について。19世紀前半に初めて作られたそうで、雨が多いイギリスならではの発明って感じがしますね。

博物館に行くと今まで考えたこともないような身の回り品の発明について知れるので面白いです。

高層ビルが立ち並ぶ街中

最近カメラを買ってから写真撮影が趣味になった私。旅行中は街中を歩いているだけで新しい景色に出会えるので、カメラと散歩するのが楽しいです。好きな時に写真を撮れるのは一人旅のいいところ。

St. Peter’s Square

マンチェスターは中心に高層ビルが立ち、路面電車が走る都市です。広い道に並ぶビルのガラスが洗練された雰囲気を感じさせます。

Deansgate

高架下のハウスボート生活

一方で、中心から少し外れると街の違う面を見ることができました。

Bridgewater Canal

近年は物価高の影響で“ハウスボート”と呼ばれる船で生活する人が増えているみたいです。船上生活にはライセンス取得や定期的な移動が求められるそうですが、賃貸よりは安く住めるようです。

イギリスの運河でよく見るナロウボート

都会に行くほど経済格差が現れるのはどこの国でも同じかと思いますが、イギリスはそれが露骨に見える気がします。

住宅街から見える高層ビル

街を観光から外れた角度から見ることが出来るのは、一人旅のさらに好きなところですね。

Maneskinライブ

夕方からはずっと楽しみにしていたManeskinのライブへ。朝から歩いてヘトヘトでしたが、疲れも忘れて思いっきりはしゃいできました。イギリスで音楽ライブに行くのは初めてだったので、周りの人たちのノリ方を見るのも楽しかったです。


明日からはついにイギリスを出てドイツへ。
早朝出発のハードスケジュールですが、初めてのヨーロッパ大陸渡航にワクワクが止まりません。

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