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その「財産」は数えられないし形もない

(あくまで「ほんの一例」だが、)たとえば、大好きな歌がたくさん、 自分の中に、もう無数とも言えるほどあること。

これもまた明らかに、私の「財産」の一つだ。

そして、この「財産」は、これから先も、私の中から減ることはないだろう。


「自分をダメにしてしまうもの」には、確かに気を付けなければならないが。
「自分を絶えず支えてくれているもの」 「自分をいつも救ってくれてきたもの」についても、たまには振り返って改めて気づいてみたりすると、 少しあたたかい気分でよりよく生きていけるところはあるかも?なんて思う。


ま、お金はないですけど。(笑)
けれども、割と「豊か」じゃない?
「贅沢」なら、させてもらっていると言っていいんじゃない?自分。
とも、思える。


冒頭に挙げた例のような類の財産では、確かに私の衣食住は賄えないのであるが。
しかし、衣食住だけが間に合っていたとしても、 私はたぶん「ここまで生きてはこれなかっただろう」ことも、紛れもない事実だ。