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時間を「ゆるゆると」大切に使う

【本日の極論】
「時間を大切に使う」というと、
つい「キッチリキチキチ」に
使おうとしてしまいがちだが。

「ゆるゆると」大切に使う、
という考え方もあると私は思うのだ。

いや、例えば
予定なんてただの予定でしかないのに、
キッチリ詰めたそれが崩されただけで、
不安になったりイラついたりしたら、
そんな時間の使い方こそ
もったいないではないか。
――と、ふと思ったものだから。

「比較的どうでもいいこと」に
それは限られるかもしれないが、
そういうものについてなら、
大切な「時間」という器の中に
無理にギューギューに
押し込めないことが大事だと思う。
それをすることにより、
「時間」そのものが
歪んでしまうからだ。

時間を、時間のままに。

川の流れを、眺めるみたいに。

こちらが時間を動かしているのではない。
時間は我々などに関係なく、
流れていてくれてこそ、時間なのだ。

時間は、ゆとりをもって
大切に使ってこそ、
「本来の時間」として、
流れ出す気もする。

無理に形を変えようとした
イビツな時間は、
流れも悪いのである。