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感情は「水」である。
感情が、
水だとしたら。
沸き立ったり
煮えたぎったり
凍ったり。
揺れたり、
波立ったり、
こぼれたり。
乾ききったり、
湧き出したり、
あふれ出したり。
――「感情的」というと
悪いイメージばかり浮かんでしまうが、
「良い感情的」というのも
きっとあるはずである。
人の体内の70%は
水でできているというから、
うん、確かに、
自分の「内側」には、
「水」がある、
そんな実感もある。
湛えている「感情の水」を、
自らの体温で抱き、
「人肌程度に」
温めたり冷ましたりした上で。
――そして、
ただ、ひたすら、
じっとして、鎮めてみる。
そんなふうに、
感情を「凪」にして、
その水面を眺める時間を、
一日のうちに
5分でも持てたらいいなあ、と
この頃思っている。