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「理屈」以外の言葉を知らない自分

私の文章のクセなのであるが、
私はどうも
「理屈をこねまわす」
「説明したがる」
そんなタイプのようである。

つまりそこらへんは得意なので、
それらに則って書くと、
割とどこまででも書けてしまったりもする。
(いつもそれにお付き合いいただいている皆様、
本当にスミマセン!)

いや、人様に、
(――もしかすると数年後の自分自身にすら、)
「伝わるように書き残す」ためには、
「理由もなく」とか
「説明はできない」だと
やはりなかなか
私の筆力では書き残せない。

でもねえ。

心の中の多くのことは、
「理由はなし」で
「説明が難しい」、じゃないですか?


そこをなんとか、
理由はなくとも説明しなくても、
(「読んだ人すべて」は無理だとしても)
何とか「伝わる」ものを
書けないかなあ、なんて
最近思っていたりするんですよねえ。


――これねえ、
本当に文章力のある人は
できている気がするんですよねえ。
(あくまで一例ですが、
読んでいて
「感想を何かコメント欄に書きたい!
……でも、そんな簡単には書けない!!」
みたいになる文章って
即ち「そういう文章」だと思います。
「強く心を揺さぶられました!」
とか、そういう
ありきたりな感想だけしか出てこないですよね、
そういう時ってね。笑)


私は、
「理屈や説明ではない」けど
「伝わる」文章を、
いつか書けるようになるのでしょうか。

――どうせならそういう文章を
ここにも綴っていきたいのだがなあ。