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「世捨て人物語」(笑)

「自分の人生」っちゅう物語の
その主人公くらい、
自分でいいじゃないですか。

何ならこの世の全ての人が、
必ず人生の物語の
主人公でありますように、と
私は願っています。


清濁併せ呑めるほど
私は大きな人ではない。

……けれど、
それでもこの世は、
このままポイッと
「もう全部が厭ッ」っつって
自ら棄ててしまうには、
まだまだ惜しいところも
たくさんあるもの。

本当に
「捨てたもんじゃない」
という「世界の断片」は、
必ず、
誰にとってだって、
あると思う。