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「生きていく上でいろいろ面倒」だから「心が頑丈になった」のかも?

子供の頃には、 生きていくのがこんなにも 「面倒」なものだとは思いもしなかった。
が、 反面、子供の頃には、 長らく生きているだけで勝手に、 自分がこんなにも「頑丈」になっていくともまた、 思いもしませんでした。(笑)

自分をこんなにも「頑丈」にして助けてくれたものは何?
――いろいろあるだろうが、その一つは確実に「言葉」「文字」かも。

もし頑丈になりたければ読んで読んで読みまくるってのも一つの手っ取り早い方法のような気もする。
読むものは何でも当てはまるとは思うのだが、自分が読みたいと思えるもののほうが、よりそれに適しているとも思う。

で、別に救われるような言葉なんか、必ずしもそこにいらない。
(短くても)言葉は、誰かの(小さくても)「意志」であり、 そこには「栄養」があるからだ。
――それは誰かに分け与えても減らない「栄養」だ。
それが言葉のすごいところだ。

という、これはあくまで、自分の実感。※個人の感想です。であり(笑)。
なので、理屈じゃないから、特にすべての人に勧める方法ってわけではないけれども。


しかし、言葉を大量にたどっていけば、 必ず何か「自分にとって」必要な言葉が落ちているものだ。
そしてそれは、自分で拾い上げるのだ。
言い替えると、「自分にとって必要な」は多分、 自分でしか拾い上げられないのだ。
(自分で拾い上げるからそうなる、ともいえる。)

でも、難しくないと思う。
――ごく自然に何の気なしに、でも自分で拾い上げられた、その時のそれが、きっとそれになるものなのだと思う。