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自分の存在しない世界と同じ

土井善晴先生のお言葉を、本日はいくつかメモ書き。

私は 「脳で考えることをあんまり信じたらあかんで」 と思ってるほうなんです。
むしろ「なんとなく気持ちいいな」とか、 心地よさとか、違和感のなさとか、 そんなふうに、身体が感じることで 判断していったほうがいい。

私も同感。
何だか、頭で考えてばかりだと、「理屈中心」の思考回路になるが、その「理屈」って、所詮狭い自分自身の頭の中の世界しか見ていないところもあるものね。
「常に変化している外界」とか、キャッチしにくいというか。
「計算では弾き出せないことで溢れている」のが、この現世という気もするし。

土井善晴先生のお言葉
その②

わたしがふだんから思っているのは 「きれいかどうか」といいますか。
なにかを「美しいなぁ」 「きれいやなぁ」と感じる心が、わたしはすごく重要やと思っているんです。

「きれい」って「心が気持ちいい」んですね。
人はきれいなものが好きなんですよ。

「きれいかどうか」を後回しにしないほうがいい。
――そう、「損得」とかそういう「理屈」だけで考えると、「きれいなんて別にどうでも」となるけど。
「自分の感じる心を無視した世界」でものを考えたって、そんなの、「自分の存在しない世界」にいるのと、同じじゃんね?とも私は思う。