「わからない」から始まるのでいい

「わかり合えない」と嘆いたり 「わかってもらえない」と落胆したりするのは、「わかってくれていいはず」という思い込みがあるからかも？

しかし、それで更に怒ったり揉めたり争ったりするくらいなら、「基本わからない」のほうがいいのかもしれない。

あるいは、（この逆パターンとして、）相手を「わかるわかる！」なんて簡単に思いこんで、実は全然わかっていなかったということもまたあるわけだしな。

――「わかるもの」とするより「わからないもの」とするほうが、もしかすると互いを尊重している事になるのかも？

で、そういう「基本」「土台」をもってして、いつの日か、もし多少なりとも「わかる」とか「わかり合えた」とかがそこから生じることがあったなら、それはそれで、いや、むしろそれでこそ、とてもハッピーなことではありませんか。