IN FIORE 、それはハイブリッドなスキンケア

数年前、化粧品開発者の方のメイクをする機会があった。

もともと自分の師匠が担当していたのだけれど、その日は都合が合わないとのことで、そのお仕事を私にまわしてくれた。それが私とジュリー・エリオットさんとの出会い。

インフィオレとアルビオンは業務提携しており、新作もお披露目ということで、発表会やインタビュー取材を受けるジュリーさんのメイクを担当させて頂いたのだけど、お話を聞いていると、とにかくジュリーさんは植物についての造詣が深く、薬草学や自然療法の研究を重ねているそうな。そしてアルビオンは言わずもがな、最先端の技術をもったコスメカンパニー。この二つが合わさって、それはもう、間違いなくハイブリッドなものでしょうというのが簡単に想像がついた。

この　ルミエル　コンプレクス　ボタニカルウォーター　コンセントレ　に含まれる整肌成分は、ノバラ・ホワイトティ・ホワイトマスタード・オーガニックカミツレ・ユキノシタ・シロキクラゲ・スイカズラ花　のエキス達。今回中身がなくなってしまって写真撮れなかったのだけど、少し白く濁った化粧水、洗顔後に顔全体に......肌にすーっと吸い込まれて、内側から潤う感覚がとっても気持ち良い。なにより、お花の香りがとっても特別な気分にさせてくれるから、私のオススメは、化粧水を手にのばして、両手で鼻をつつむようにして、目を閉じて思いっきり深呼吸！太陽がきらめくお花畑の中に瞬間移動できます　笑

私はこの化粧水は、「今日は紫外線も浴びたし肌がダメージ受けちゃったな」という日に、植物パワーチャージ、と称して使用していました。確かジュリーさんもこの青のパッケージ（インフィオレは赤のパッケージがデフォルト）は、美白のラインなのよ、と言っていたような。。。使用感も効果もとっても良かった。香りも最高で女性らしさをUPさせてくれる、そんな化粧水でした。

そして、ジュリーさんが日本でメイクが必要な時は声をかけていただくようになり、何度目かにお会いした時に教えてくれたのが、この本。とっても良かったなぁ。ニューヨーク・タイムズ紙の書評ー「森の樹木たちが社会を営んでいることを、科学的な研究と自らの観察を織り込み、人間の生活になぞらえて楽しく教えてくれる」　のとおり、楽しく教えてもらった。森林や樹木に俄然興味が湧いており、日本の原生林に思いを馳せ、自分の山を持ち森をつくるという新たな目標ができたのでした。　笑　自然の恵みを受けて美を追求していくのだから、自然を大切にしたいものです。