振り返りをどのように行うのか
先日大阪府立淀川工科高等学校に訪問し1年生全員に講演をさせていただきました。講演については下記記事から。
※主にコミュニケーションの重要性について記載しています。興味ない方はスルーくださいませ
さて、今回はコミュニケーションではなく振り返りについてです。
皆さんは振り返りってどのように行っていますか?僕が意識している点は3つの視点です。
①自分目線
1番分かりやすいかもしれませんね。自分としての感触はどうだったのか?もちろんこの中で漠然と「なんかイマイチだったな~」とか「今日は何となく良かった気がする」という感想だと、今後どのようにしていけばいいかが見えづらいかもしれません。
そのため客観的な目標を数値化するといいかもしれないですね。
例)講演後の質問が1つ以上ある。寝ている人が10%以下等
そうした意味合いを図るためにも2つ目の
②相手目線
がありますね。聞いた相手はどう評価したのか?ここは匿名のアンケートを取ることができれば現実的な回答が戻ってくる可能性が高いですね。
実名だと気遣いが1部入りますが、匿名だといいことも悪いこともリアルに表現させることが多い印象です。
もしアンケートが難しければ、講演の中や終了後でも直接聞いてみると良いと思います。(いい点だけではなく、改善点も聞き出せるとより良い)
この2つだけで振り返りを終わらせるのはもったいない。最後の視点は
③第三者視点
例えば、学校で講義をする際は担当の先生方。また、研修等であれば、育成担当の社員さんや代理店の営業担当の人の意見を上手く引き出すこと。
この3つの評価のバランスが取れていることは継続して仕事を受けることができるポイントになると体感しています。
自己評価が低くても、残りの2つが高ければ仕事はあるかもしれませんが、本人の精神衛生上はあまりよくないかもしれません。
逆だと仕事を依頼させる可能性は低く、本人のモチベーションも低下し、環境や他責にしてしまう可能性もありそうです。
こうした3つの視点を置くということを大前提に振り返りをする際に、目標を持って臨むことをお勧めします。
何をもって成功とするか?
今回の内容は何をもって「良かった」と評価できるのか?
そこには評価の対象がなければ、改善を行うことができません。
極端な話をしますが、アリが象より小さいというのは誰の目から見ても、情報としても明らかかもしれません。
ですが、「どれくらい小さいか」という情報があるとよりその理解が進みます。
抽象的な目標を立てることがあってもいいですが、具体的な目標を立てると、より取り組んだことの良い点・改善点が明確になります。
これは仕事でも当てはまると思います。是非一度自分の取り組んでいることと当てはめて考えてみてください・・!
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