見出し画像

2018明治安田生命J3リーグ第11節鹿児島ユナイテッドFC対SC相模原の展望

明日5月19日はDAZNにてJ3リーグの実況を担当させていただきます。明日の試合の展望をせっかくなのでお伝えをしていきます。

※追記の可能性あります

■順位の振り返り(10節終了時点)


鹿児島   3位     5勝 2分 2敗  勝ち点17  (5節なし) 
SC相模原  10位  3勝 3分2敗     勝ち点12(3節と8節なし)

鹿児島はここ5試合負けなし(4勝1分け)しかもこの5試合は全て複数得点と攻撃陣が好調。特にFWの川森は現在3試合連続得点中(今季ここまで4得点はチームTOP)また今季から加入の萱沼も先週の天皇杯で得点を決めており、スタメンが予想される。

相模原も鹿児島と同じく好調なチーム状態だ。現在4試合負けなし(3勝1分け)かつ失点が4試合でわずかに1点と守備の改善に成功している。相模原は開幕からの4戦は2分2敗と苦しいスタートだった。特に失点は10点と守備の立て直しが必要になっていた。

GKの変更や、ここ最近の3試合はシステムを4−4−2から3−4−2−1にするなど変更をしながら中盤でボールを奪いペースを握る時間が増えているようにも見える。

天皇杯の最終予選では同じJ3リーグのYSCC横浜に1−2で敗戦したが、この敗戦をどのようにチーム・選手が捉えて戦っていくかは楽しみでもある。

また、守備が4試合で1失点とフォーカスもされるが、相模原はリーグで唯一全試合得点を決めているチームでもあり、14得点はリーグ6位の成績であり(しかも1試合少ない)ここ4試合は攻守ともに非常に良い状態で戦っている。

■カギになるセットプレー

両チーム得点の半数近くがセットプレーからの得点。
天候も雨が予想されるので、セットプレーが試合の流れを変える可能性は高そうだ。

鹿児島はセットプレーからのこぼれ球を、相模原はジョンガブリエルを中心に高さのある選手が揃う。FK、CKから得点が生まれる可能性は高いと言えそうだ。

■両チームの今シーズン

★鹿児島ユナイテッドFC
先制試合:5試合 5勝0敗(逆転負けはなし)完封勝利2回 無失点試合は3試合
先制された試合:3試合 0勝1分2敗 完封負け1試合
スコアレスドロー:1試合 4節の福島戦のみ(昨年は2試合のみ)
ホーム:    2勝1分2敗        勝ち点7  9得点  8失点
アウェイ:3勝1分0敗       勝ち点10   8得点 1失点

★SC相模原
先制試合:   7試合 3勝2敗2分け  逆転負け2試合  完封勝ち3試合
先制された試合:1試合 1分け(長野戦2−2 2点先行されるも追いつく)
        逆転勝利・完封負け0試合 
スコアレスドロー:0試合
ホーム:    2勝1分け1敗  勝ち点7     6得点6失点
アウェイ:1勝2分け1敗 勝ち点5  8得点5失点
→アウェイでの勝利は6節の北九州戦以来(4月8日)

鹿児島は今シーズンアウェイで負けがないという結果を残している。しかしホームでは2敗しており、かつ失点が8という結果になっている。

相模原を見ると今シーズンは8試合中7試合が先制に成功。かなり高い確率で今シーズンはリードを奪っている。また先制された試合も負けはなく、リードをどれだけ保って試合を終わらせることができるかが注目だ。

また、鹿児島は先制した試合は全て勝利しているというデータもある。そう考えると、先制点がどちらのチームに入るかも注目かもしれない。

相模原の西ヶ谷監督は非常にスカウティングに力をいれる監督なので、サイド攻撃が得意な鹿児島に対してどんな戦略をぶつけてくるか?好調なチーム同士の戦いに注目したい。


サポートいただいた内容は今後の記事や取材等に充てさせていただきます。少しでも良い内容をお届けできるようにしていきます。