リレーショナルデータベースとは
リレーショナルデータベース(RDB)についてまとめていこうと思います。
普段エクセルの表とかに馴染みはあると思うのですが、具体的にRDBとはどのようなものかまとめていきます。
RDB(リレーショナルデータベース)
リレーショナルデータベースとは、データベースの構造の一つで、列(column)と行(row)で構成された表(テーブル)でデータを管理するデータベースです。簡単に言うとエクセルのシートのような構造をしています。
その中にデータを入れていくことで整理します。
複数の表に含まれる同じ属性を関連付けることができ、複雑なデータや大規模なデータを柔軟に取り扱うことができます。
RDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)
このRDBを提供するソフトウェアがRDBMS(Relational Database Management System:リレーショナルデータベース管理システム)です。
■代表的なRDBMS
・Mysql・・・オープンソース、大容量のWebサイトや基幹業務システムの運用などさまざまな用途で使われている 世界では最大級のシェアを誇る
・Oracle Database・・・Oracle提供、手厚いサポート等で、高い安定性を保っている 難易度高め
・SQLServer・・・Microsoft提供 Windows OSとの相性がよく、Windows Serverで利用されることが多い GUIが利用でき直感的な操作可能
・PostgreSQL・・・オープンソース、信頼性・セキュリティ・パフォーマンスで高い評価を得ている
SQL(エスキューエル/シークェル)
SQLはRDBを操作するときの言語です。
SQLはISO(国際標準化機構)で規格が標準化されており、一度学習すればほかのRDBMSでもほぼ同じように操作可能です。
WebアプリケーションサーバーはSQLコマンドをデータベースサーバーに送信することによって、データの「検索」「登録」「修正」「削除」等の処理を行います。
例えばデータを検索するときはSELECT文を使用します。
SELECT文の基本の形
SELECT 列名
FROM テーブル名
WHERE 条件式;
SQL文は最初は慣れるのに苦労しますが、様々な条件文を組み合わせれば、
膨大なデータから条件に合うデータを抽出することができます。
逆に膨大なデータに対して、曖昧な条件で検索したりするとサーバーに負荷をかけることになるので注意が必要です。
また「登録」「修正」「削除」の処理は誤ってしまうと重大なエラーにつながることもありますので注意しましょう。
以上、RDBについてでした!