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初めての車中泊で、豚ロース&レタスしゃぶは最高でした。

先週末に、家内と二人きりで初めて車中泊をしました。

これは、ちょっとヤバイです。
ハマりそうです。

車中泊のお宿となったのは、マイ軽自動車。
車種はマツダ フレアクロスオーバー(要は、スズキ ハスラー)。
場所は、兵庫県山中の道の駅。

シートをフルフラットにして空間を作り、へこみの部分にはちょっとしたクッションを詰める。
その上にエアマットを広げたら、あっという間に居住空間が出来上がります。

軽乗用車なので、空間は確かに狭いです。
ですが、その狭さが、逆にまたワクワクするような感覚を刺激します。
その刺激は、子供の頃に夢中になっていた「ごっこ遊び」の記憶をさらに呼び覚まします。

「秘密基地ごっこ」です。

子供のころ、近所の空き地や、廃墟、藪の中といったところに、その辺にある板切や段ボールをかき集めて簡単な家のようなものを作る遊び。
大人たちの干渉が入らない「自分たちだけの空間」をつくり、本を読んだり、ゲームしたりと自分たちだけの時間を過ごすことに、心をときめかせたものです。

そんな子供ころのときめいた感覚が、この狭い空間で呼び覚まされました。

車中泊の晩餐は、シングルバーナーとメスティンを使った「豚ロース&レタスしゃぶしゃぶ」。
この日、たまたま特価品だったお肉を近所のスーパーで見つけ、このメニューを思いつきました。
野菜をあれこれすると大変なので、レタス一徹としました。
ちょうど家に三玉ほど余っていたので、ひと玉そのままを持ち出して在庫消化です。
こうして、食材はいたってお手ごろなものだけ。

メスティンに水を張り、お酒適量と、小さく切った出汁昆布2〜3切れを加えて煮詰める。
煮詰まったら豚肉を入れ、レタスは手でちぎって放り込む。
煮詰まる間に、缶ビールを開け、飲む。

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「狭い空間 vs しゃぶしゃぶ」というギャップ感に、二人ともどんどんテンション上がっていきます。
楽しいだけではなく、とても贅沢な気分すら味わいました。


食事を満喫したら、エアマットの上にそのまま寝袋を敷いて就寝です。
大人二人でも窮屈な感じはなく、ゆったりと休めました。

車中泊には、手軽さを感じました。
今回は初めてということもあって、荷物の持ち出しが多かったのですが、そこを洗練したらもっと快適にできることは間違いなさそうです。

軽乗用車でもこれだけの気分が味わえ、楽しめたのだから、極める価値は十分にありそうです。

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