ことはじめのキッカケ

皆さんこんにちは!!ことはじめ運営の林です。

最近は「映画 えんとつ町のプペル」を見過ぎて泣きすぎています。本当に泣けますので、涙不足な方はぜひ見に行かれてください。

#えんとつ町のプペル

#映画えんとつ町のプペル


さて、早いもので「お試しことはじめ」まであと10日となりました!!!


当初は当然、お客様を入れての”リアル”イベントとして計画しておりましたが、社会情勢を考慮して完全オンライン配信のイベントとすることになりました。

こちらでも、当日のチケット購入リンクなどを追って公表しますので、ぜひ楽しみにされていてください!!


さて、そもそもなぜ「ことはじめ」をやろうと思ったのか、なんですけど、これについて親しい方には語ってたり、HPでは公表していたりするんですが、ここで改めて思いの丈を話しておきたいと思います。

 


ホームページにも、その「理由」を掲載していたりするんですが、大きな要因の1つとして「長崎の芸術文化の衰退」が挙げられると思います。

あとね、「芸術に触れることに対する心理的ハードルの高さ」も。


この2つは密接にリンクしているので、どちらかだけをテーマに話すことはできないのですが、今日は「衰退」についてちょっと深ぼっていきたいと思いますね。


●プレイヤーの姿勢

イベントを企画する企業や団体などからお声掛けをいただいて、時間枠をいただいて出演する、終わったらギャラをもらう・・・

っていうスタイルですよね?主に

 

身近なハコ(ライブハウスやライブバーなど、イベントを行える場所のことです)でイベントするときも、そのハコのオーナーさんや企画してくれた人からのお声掛けを《待つ》スタイルが一般的。

これが、何十年も続いている「イベントが行われるときのステップ」だと思います。


当然、積極的に声がかかるようになるまでには相応の場数が必要で、滑り出しペーペーのエンタメ人には、なかなかそのチャンスが乏しかったりします。

だからよく路上ライブや路上アートがあったんですね。

そして、ハコのオーナーさんもちょくちょく路上を見に行ったりしていて、そこで出演が決まったりもしてた。

僕もその経験が何度もありますよ。


その経験が根付いているもんだから、プレイヤーである我々も「受け身」になり、自らイベントを積極的に仕掛けていこう!!とは思わず、「なんかいいイベントないかなぁ」と”待っている”感じでした。

 

数年前まではこれでよかった。

けど、時代は変化しますよね。

 

次第にオンライン化していって、ライブの形態も変わり、何より不況でハコをたたむオーナーさんも増えた。

生活環境の変化で芸術活動をやめていく人も増え、長崎の場合はそれが一気に重なったタイミングがあり、それを境に街は「芸術活動に蓋をする」ようになりました。

 

夜、自由に行えていた路上ライブは、開始数十秒で通報が入り即刻撤収。

「前例のないものはちょっと・・・」と、イベントを行えるスペースもなかなか開拓できない毎日。。。

 

音楽にしろアート作品にしろ、「芸術」は”生のもの”こそ一番の価値がある。これは皆わかっていること。

やのに、それを体感できる場所・環境が、どんどん少なくなっていく・・・

 

当然、外的要因もたくさんありますが、これは今まで「待ちの姿勢だった」僕含めプレイヤーに対するツケなんじゃないかと思って、「自らの手でいろいろと企画できて、運営できるアーティストが増えれば、自ずと芸術シーンは盛り上がるよね」と考えました。

それが「ことはじめ」のきっかけ。このほかにも「ことはじめ」を行う理由はいくつかあって、その中の1つ。

「環境作り」「プレイヤーのネットワーク作り」「プレイヤーの教育」と、ことはじめには3本の柱があると考えていて、今日の話は「教育」部分に当たるかな。


●将来的には事業化


残り2つのことに関しては追々話すとして、こと「ことはじめ」は将来的な事業化・株式会社化を視野に入れています。

この3本の柱を事業内容としたサービスを展開していく。この準備に今年入ります。

 

とにかく、“ちょっとしたイベント”で終わらせず、まじに長崎の芸術シーンを活性化(というか掻き回す!!)させたいので、今後ともよろしくお願いします!!!!


 

では、現場からは以上でーす♪


#ことはじめ


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