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【ドラマ木曜22時】大奥 第八話 苦しみの中で知るそれぞれの想い

早すぎる出産を迎えた倫子は、家治を遠ざけ、たった一人出産するが、結果は死産であった。その事実を受け入れられず苦しむ倫子の元を訪ねようとするお品だったが、すでに別の部屋子となり側室となった手前、それもできない。倫子が一人苦しんでいる中、お品の懐妊と出産で倫子の心はさらに揺れる。そんな中、松平定信から贈り物が頻繁に届くようになるが、それも陰謀の一片であった。苦しみ続ける倫子に手を差し伸べる家治は、ついに田沼にも屈しない強さを発揮し始める。


倫子にとっては苦しみの底となった今回、自分に寄り添ってくれる人たちの存在を少しずつ知る。しかしながら、その中には策略を隠し持つ定信の影もあり、この先もう一つ展開していきそうな期待の八話となった。

父になり三人の妻を持った家治は、それぞれの母としての強さに触れ、少しずつ強くなっていく。子どもたちにとって素晴らしい国となるように努めると決めた家治が今後大奥を取り囲む黒い影からどう城を守っていくのか楽しみである。それに加え、そんな家治を倫子がどう支えていくのか、二人の関係に注目したい。

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