【#WJ03】週刊少年ジャンプ2024年新年3号感想【寿司いくら】

2023年12月21日 13:09

アンケ1:暗号学園2:アスミカケル3:ツーオン

※今週は最後にジャンプフェスタの感想もちょびっと書いてます。

ジャンプ歴20年Vtuber寿司いくらのジャンプ感想です。
毎週火・水曜22時からの配信でも感想を語ってますのでそちらもよろしければどうぞ！
↓配信アーカイブ
【#wj03】ベテランジャンプ読みと週刊少年ジャンプ新年3号の感想を語り合おうぜ!前半戦!【ドクスト面白過ぎん？？？】

【#wj03】ベテランジャンプ読みと週刊少年ジャンプ新年3号の感想を語り合おうぜ!後半戦!【周防先輩、えちちだ……】

●SAKAMOTO DAYS 148話

表紙
太坂本単独表紙って意外と珍しい？
てか49号で表紙やったばっかなのにまた表紙なのすごい。
イラスト自体もジャケットの質感とかデザインかっこいいな〜。塗りがめちゃくちゃ良いよね。
巻頭カラー
坂本在りし頃のORDER。
このいでたちでみんな並んで電車乗ってんのシュールだけど絵力でカッコよくなってるな。絵うますぎる。
あと豹さん見切れとる。
本編
殺連に狙われる虎丸を守る回。
虎丸、シュンとしてたらかわいい。
にしても殺されそうな自分を守ってくれるってのに「過去の推しなの…」とか「マジックテープ財布…ださい…」とかやっぱのんきというかどっかズレてるよね虎丸。推し活脳すぎちゃってる。
博物館なのでお土産コーナーもあるしバトルフィールドにもなる。剣のキーホルダーで戦うの好き。
さらにここで買った折り紙は後の忍者戦で手裏剣として使用。
刀を折り紙でへし折るの、書類とかで指切っちゃうやつのLv.100って感じだ。
てか忍者、見た目は割と正統派忍者でカッコいいのに名前適当すぎて笑っちゃった。ニンニンマンて。
最後は追手全員蹴散らして殺しの神と化した坂本でフィニッシュ。
宗教画っぽい絵画に重ねることで翼が生えたように見える神々しい姿……って絵面がキマりまくってる。こりゃ虎丸も出戻りするわ。
ツッコミどころとバチバチの絵面が交互に襲ってくるこの作品らしい回でした。
話通じないのも虎丸らしいオチだね。

●アオのハコ 130話

インターハイ開始。
ユメカ、復帰勢なのに去年の県2位に勝つのクソ強っ。
大喜の方はIH進出へのラスボスとして針生先輩が立ちはだかる展開に。
今年IH行かないと千夏先輩と一緒に行けないわけだし、メタ的に考えるとこの年でこの作品は完結しそうだから針生先輩にも今年勝ちそうだよね。
バド軸としてはその後もまだ遊佐がいるから終わりはしないし。
メガネ、「マネージャーにはわからないかもね」なんで急にそんな嫌なこと言った！？？
最後には千夏先輩は千夏先輩で早くもユメカのチームとマッチング。ぶっちゃけここ終わった後因縁の相手とかいないし勝ったとしてその後どうするんだろ。
次号予告、「次号、千夏のサンタ衣装センターカラーでお届け！」
このスペースで話の内容じゃなくて扉絵の予告することあるんだ。

●呪術廻戦 245話

まずは秤vs裏梅。
裏梅の氷凝呪法、範囲も精度も応用力も高くてシンプルにめちゃくちゃ強いなーって感じ。
それに対する秤先輩、凍らそうが手足を捥ごうがお構いなしに再生してガンガン殴ってくるの味方陣営だけどこえーよ！！
裏梅が「もはや人間じゃねーわコイツ！(意訳)」って言うのも頷ける。
「現代の術師は人間であろうとする心が強い」
「心が強い」
心が強ぇ術師なのか……！？(今週のドリトライノルマ)
後半は渋谷事変裁判。
秤vs裏梅から始まった時点でこっちはやらないのかと思ったのでちゃんと始まって安心した。
証拠と証言をぶつけ合う逆転裁判が始まるかと思いきや「さっさと終わらせろ」と有罪を速攻で受け入れる宿儺。
没収+必殺の剣を相手取っても勝ち切る自信と余裕は格が高くていいねえ。
でも術式没収ってことは高専側大有利だぞいけいけいけ！！
……と思ってたらラストでも宿儺の術式健在。
「「没収」は対象が呪具を携帯している場合術式ではなく呪具に適応される」
なにそれインチキくせーーー！！
日車は覚醒してから間もないのでこの仕様を把握することができなかったのは仕方ないけど、単純に展開として「そんなんアリかよ！？」ってなるな。
まあ一応誅伏賜死解けた時点でさっきまで持ってた神武解が無くなってることに違和感を感じられれば警戒できたかもしれんけど。
正直現状だとズル〜！！って印象なので次回以降のフォローに期待したいところ。宿儺が実はこの仕様を知ってて利用してたとかって入るだけでも理不尽じゃなくて宿儺の格の高さに繋がるので何かしらそういうのが欲しいね。

●キルアオ 34話

センターカラー！
先週予想してたら本当に水着イラストきた！
でもなんか……あんまりエロくないですね！！
乙姫ちゃんこの構図だと今までで一番デカく見えるな。
本編
絶対に声を出してはいけない！！学校警備員！！
十三ノレンシンに声を出させるべく先輩たちがあの手この手……というギャグ回。
ギャグが全編テンション高くて面白かったね。
序盤からいきなりメガネへし折られるのも十三が痔を思い出してるのも笑った。
あと鬼頭先輩追いかけてるアネゴがヒィヒィ言いながらしれっと「死ねーー！！」って言ってて不意を突かれた。急に口悪っ！！
十三だけでなくシンもノレンも最低1回ずつはシバかれて平等院。
からの天馬参戦→2•3年もやるぞの流れはさらに平等院で良かったね。ケツしばきもパンも公平に。
てか天馬めっちゃ好きなキャラだから参戦普通にアツいな。
最後のノレンからの接触もなんなんだろう。サーフィン関連というより十三関連の可能性のがあるよね。

●あかね噺 91話

1コマ目の看板和風スタバで笑った。
あかねとジャンボのカフェデートから。ツインあかね、普通にバチ可愛いな……
撮った写真見せながら最近あったこと話してる空気感、付き合ってないのがおかしいくらいの感じある。
からしの写真でジャンボはモヤっととしてるね。あかねはなんとも思ってなさそうだけど。
中盤にはひかるとからし。
問い詰めも敬語要求もなんかねちっこいし、ひかる思ってたよりめんどくさい女で最高〜〜って感じ。
ジャンボと分かれ終盤は阿良川泰全と初対面。
泰全師匠、顔怖いけど実は……のギャップ萌えタイプかと思ったら普通に顔の通り圧強い師匠だった…

○アンデッドアンラック 188話

ヴィクジュイ回想から。
居眠りしてるヴィクトル可愛いな。
新ループのジュイスは名も見た目も違う別人……見た目はともかく名前も変わっちゃうのか。他の否定者たちはループ隔てても名前は同一だったので大きな違いだ。
回想明けは現在の円卓の確認。
すでに13席+余ってる否定者3人か。
リップがⅪなの、前ループ闇競売編の「11人目は…不治(テメェ)じゃねぇ！！」だったの踏まえてる感じするな。仲間にした順で行くとチカラが先なはずだし、今ループでもかなりポイントによる席次の上下は行われてそう。上からジーナボイドビリークリードとかいう厨ポケで固まってるのはそういうことなんだろうな。
からのクエストオープン！！

UMAバーンの捕獲:報酬古代遺物サイレントヴォイスの所在
UMAサマーの捕獲:報酬古代遺物ハーレークインの所在

バーンはともかくサマーあれ捕獲って物理的に可能なの？？全部のウロコ同時破壊で討伐になるわけだから適度に弱らせるみたいなのに不向きすぎる。
サイレントヴォイスは前ループでテラーが会話に使ってたアレかな？ハーレークインはラトラが乗ってた空飛ぶバイク？
とりあえず円陣がいるおかげでバーンとサマーは超有利。不燃、刺さる刺さる。

UMAビーストの討伐:報酬円卓席を2席追加
UMA ランゲージの討伐:報酬円卓席を2席追加

やっぱこの2人はビーストとランゲージだったか。予想通りだ。でも十理からいきなり2人同時はびびった。しかもどっちも参加人数3人て。シックは全員がかり+アンディでようやくだったのに。
ただランゲージは前ループでニコが単独討伐に成功してたので、不忘が特攻になるギミックなんじゃないかな。そうなるとニコの覚醒エピソードも近いうちにやることになりそう。
今回のクエスト失敗/パスによる罰は「UMA公転の追加」。ああ……相当アカンなそれは……
てか考えてみたら「UMA公転」がいるんだね。そう考えるとワンチャン失敗して罰喰らっても「UMA公転」を討伐したらゲームオーバー止められるみたいなことないすか？
「受けるよごめんねアポカリプス」
何の謝罪！？って思ったら、ジュイスを迎えに行くことについての謝罪らしい。
前ループまで絶対理どうしてたの問題についても「不正義が十理に特攻」という回答が。なるほど確かに絶対理ともなるとみんな思想強そう=不正義刺さりそうだもんな〜！すごい納得。
それに伴いジュイスを迎えに行くという判断なんだけど、
「やっぱりジュイスさんに闘ってほしくない？」
とアポカリプスに訊ねる風子。
ジュイスがアポカリプスに心開いてたのは分かるけど、アポカリプスがジュイスのことを案じてたってのはどうなんだ〜！？あるのかそれ！？
で、ジュイスの気持ちが分かると豪語する風子。理由としては
「わかるよ同じ不死を好きになったんだもん」と。
さらにジュイスが恋心を分かち合える友を求めていたということが発覚。
アンディの正体を知っていながら風子に「彼を好きになってくれないか？」ってどんな気持ちで言ってたんだよって思ってたけど綺麗に繋がった感あるな〜。アニメ最新11話ともばっちりリンクしてる。
回想明けはイギリス、ロンドンで新ジュイス探し。
スーツがミチミチのシェン、ショーンのマフィン？を勝手に食うジーナ、透明になって食い返すショーン、と隅っこの情報が楽しい。
ジュイスさまファンクラブNo.112425は"良い不死風子“の語呂合わせかな。
そして新ジュイスこと「ジュリア=U=スティティア」さん登場！！笑顔がめっちゃ可愛い。
てかフェンシング始めて1週間で大会優勝は天才すぎるだろ……！
ユースティティアはラテン語で「正義」を意味する女神の名前らしい。ぴったりの良い名前だ……
クールでもロングヘアーでもないけどこの子だと確信する風子。実際ジュイスとは全然違うはずなんだけど確かになんか「あっジュイスの生まれ変わりだ」と感じさせられるなにかがあるんだよなー。来週以降の本格登場が楽しみ。
最後のコマ、マフィン食い返されたジーナが泣いてたりシェンのスーツが結局裂けちゃったりしてて笑った。

○グリーングリーングリーンズ 4話

珀と力の勝負。
どうせハンデめちゃくちゃ貰うんだったら最初から飛距離じゃない勝負にすればよかっただろ！ってちょっと思っちゃったな。
ただ最初のハンデもらうくだりのみっともなさは
「主人公なのに！」ってのもあってちょっと面白かった。
練習の成果がちゃんと飛距離に出るのも常連客に努力を認めてもらえてたのも良かった。
し、それをハンデ込みでも軽々乗り越えてくる力の格の高さにも繋がってた。話の構造に圧縮が効いてる。
「まだいるか？ハンデ」普通にかっこいい。
ただ貰ったグローブをそれをくれた本人の目の前で人質として利用するのはちょっと流石にどうなんって思っちゃったね。
勝ちへの執着という主人公の良いところよりも、人としていかがなものか……というのが先に気になっちゃった。
作中でツッコミ入ってるあたり寺坂先生も分かった上でやってるっぽくはあるんだけどね〜。だからセーフ！となれる範囲をちょっと超えちゃってるな。

○Dr.STONE 4D SCIENCE 2話

未来から百夜のメッセージが届いた前回(23年49号)の続きから。
なぜ百夜が！？という謎を解くためにもタイムマシンの開発を進めるぜ！とブレない縦軸。まあ3話しかないからというのもある。
タイムマシン完成を見れないカセキ……のためにも案出しをするクロムとスイカ。
恥ずかしがってるスイカとこちょばすコハク、2人ともかわいい。
思いついた案を実演。コハクが髪切っててめちゃくちゃ焦ったけどすぐ元通りになってて安心した。
宇宙エレベーター……読者世界でも実現できていない机上論科学の代表みたいなところあるよね。
実現不可能だった理由の中でも大きいのは数万トンの負荷に耐えられる素材が存在しないこと。
これを石化させた毛・糸でクリアするのこの作品ならではの解決法だな〜！しかも細いほど頑強って性質も前々から描写されてた要素な訳で。
これを思いつくきっかけの一つが例の宇宙船事故ってのがまたいいよね。失敗は成功の母じゃないけど、失敗がただの失敗で終わらず次に繋がってる感じ。
髪の毛→蜘蛛の糸と試し最終的に絹糸を採用。
「生き物由来で」「ヤベーほど量作れる」「スッゴく細い糸」
の条件として絹糸はこれ以上ない妥当性がある素材。
さらに科学的妥当性だけじゃなく、絹で作ったケーブルを宇宙に物資を運ぶ道として「シルクロード」と呼ぶの、言葉遊びとしても噛み合いまくってて感嘆するしかなかった。うますぎるだろどうなってんだ。
それだけにとどまらず、さらにロケット事故の件から「石化鉱物は導体」であることまで導き出し利用。
お次は宇宙エレベーターに走らせるリニアモーターカーのクラフト！とことん石化のルール活かして発明しまくってるな。
リニアモーターカー完成後の千空コハク急にチューしそうな距離感でびっくりしたんだけど、これは正面で向かい合ってるというよりは手前と奥ですれ違いざまってことでいいのかな？
ラストは違和感を覚える龍水。
「上手く行きすぎ」「蚊がいない」「ホワイマンの電池切れ」
ここから龍水だけが一足先に何かに気づいたようで、最後の最後ではホワイマンにブチギレ。
「決して犯してはならない一線を貴様は踏み越えた……！！！」
このホワイマンのやらかしが何なのかっていうのが次の謎。
個人的な予想は
「石神百夜を名乗る通信は未来からのメッセージではなく現代のホワイマンが発信した偽のメッセージだった」
かなって思っている。
未来からのメッセージは石化光線を使ったモールスのはずなので、受信機は石化光線が発されていれば未来からのものでなくてもメッセージを受信してしまうはず。
で、関東のホワイマンが受信機のある富士山頂に光線を届かせようとした結果関東全域が範囲に入ったと。
とりあえず何かを対象に指定しなければならなかったから人に害をなす蚊を指定したってところかな？(ここはまだ深い理由があってもおかしくない)
ホワイマンとしては人類を発展させるため……的な善意(あるいは回り回って自分のため)が動機になってそうな気がするんだけど、龍水が激怒してるのはそのために「百夜をダシにした」部分……ということになってそう。
ホワイマンが第1話でゲンから「親子は特別」「心を一番揺さぶる」ということを聞いていたのが伏線っぽい。
そしてこの親子という大切な部分に踏み込んでしまう心の機微が分からないところが「やはり貴様は人間じゃあない」とまで言われてしまう理由なんじゃないかな。
最後のコマの千空見るあたり千空も自分で龍水と同じところまで辿り着きそうではあるよな〜〜

○鵺の陰陽師 31話

センターカラー！
ヒロイン3人組の謎ポーズ。
構図、塗り、全体のデザインがポップな感じにまとまっていて可愛らしい。
本編の内容的に水着×3もあるかと思ったけどもしそうだったらキルアオと被ってたのでむしろ良かったのかもしれない。
いや良くない。水着カラー見たい。
本編
学郎、代葉、周防先輩で崖裏の洞窟に閉じ込められたところから。
一番最初に四衲が無事であることを描いたの地味にかなり防御力あるなーと思った。
これが無かったら「四衲が危ないのにもたもたしてる場合じゃないだろ」ってなって話に集中できてなかったかもしれないので。
そして始まる暗闇行軍。……と思ってたら突如明かりが点灯。ここで水着取れてる2人見て「エッッッッ」ってならないのは学郎という主人公の偉いとこだよなー。頬染めすらない。
学郎が後ろ向いてる間に女の子同士で……
と思いきや再びクモ投入&消灯。
「わぁぁーー！」「なにーー！！」
ここめっちゃテンポ良くて好き。
その後の「あっいえ全然あのっ水着結べましたか？」の学郎とんでもなく目泳いでて笑った。
女子2人はこの条件だとポンコツになるので結局学郎が水着を結び直すことに。
周防先輩の背中、うなじ、水着を引っ張ったことで持ち上げられるおっぱい、「う」、全てがあまりにもエロすぎる。ジャンプ読者の小中学生を絶対に目覚めさせてやるという気概を感じる。
お次は代葉ちゃん。周防先輩より全体的に細くて華奢な感じに身体も描き分けられてるな。
結び終わった学郎めちゃくちゃ燃え尽きてて面白すぎる。そりゃ君ならそうなるやろな。
水着が結べたので改めて洞窟内を進行。
やや気まずい空気と学郎がいっぱいいっぱいなの妙にリアル。
ここで代葉ちゃんが隊列を組もうと提案。
狂骨(久しぶりの登場ヤッター！)曰く暗闇で手を離すとろくなことにならんらしいけど大丈夫か……？と心配していたところ……急に突っ伏す、派手に壁に激突……と全然大丈夫じゃないねえ！！
さらにコケそうになったところを助ける学郎。そこで代葉ちゃん「夜島君はいいの？」「私は別に嫌で離れたわけじゃない」と真意を吐露。
学郎はデートの夢が読まれて避けられてると思ってたけど、代葉ちゃんは代葉ちゃんなりに学郎を気遣おうとしてた結果こうなってたんだ。……そう考えると暗闇がこのレベルで大の苦手の代葉ちゃんが学郎のために勇気を出して耐えようとしてたのめっちゃ健気じゃないか？？
さらにそれを受けて学郎も心の内を白状。
「この程度のちっぽけな恥じらいのせいで皆を…」
この反省が自力でできるの偉いよな〜〜
その後スパッと謝罪してるのも誠意が感じられる。周防先輩は困惑とツッコミのリアクションなんだけど──
代葉ちゃんは、ガチ照れ………！！
いやちょっと破壊力エグいな！！！
なんぼなんでもかわいすぎんか？？？
ここで見せ場があるから水着結びイベントでは控えめだったんすねぇ〜！お見それしましたわ！
ヒロイン2人それぞれ別々の調理法でどちらも極上の仕上がりになっているのは流石としか言いようがない。
最終的に「手を繋いでいこう」になってるのもわだかまりの解消と更に深まった仲を感じさせられて良いまとめ方だね。
てか今更だけど霊衣になれば水着問題なんとかなったんじゃね？？？
ラストには先に村に着いた四衲。
かなりまずいことが起きてるらしく、次回以降は打って変わってシリアスバトルの予感。
最後の最後には今回のボスらしきキャラも出てきて……あなた、FGOに出てませんでした？？？

○逃げ上手の若君 138話

青野原の戦い、開戦！！
全体的に逃若党の郎党たちを順にフォーカスしていく構成だけど最初は新田徳寿丸から。
無邪気に遊ぶように殺しまくって、眼光鋭いコマとかちょっとゾクっとしていいねえ。
長尾vs弧次郎もスタート。早いな、もうやるのか。
途中亜也子vsモブおじを挟みつつメインの時行vs貞宗殿。
貞宗殿、北条軍の兵の質や弓の腕に始まり、時行の将としての在り方まで見定めてくれる。
さらに少数精鋭での奇襲。
時行、これにめちゃくちゃ感動して多くを学び取っている。なんかこう、採点してくれて手本見せてくれて……って、敵ながら師匠とか先生みたいな存在になってるよね貞宗殿。
手本にしようと思う理由も合理性が高いからという、現代まで弓術に名を残す貞宗殿ならではの格の高め方よな。
「貴方を目指します貞宗殿」
「認めよう時行！」
擬似師弟の敵同士でありながら互いにリスペクトがあるのもいいよね。この殺伐とした戦の中で好敵手とまみえるような爽やかさすら感じさせるな。

●累々戦記 3話

序盤では2話のイケメン、渡瀬先輩と絡んだ後の剥がし屋の近況から。
渡瀬先輩のおかげでなかなか繁盛してるらしい。ほー。
そこに屋上から降ってきたのは冒頭の女の子、鳴沢夏未さん。親友の早川奈々さんの存在が自分のせいで消えてしまった……ということらしい。
今回と次回でその事件を解決！な流れなんだけど、正直なんの感情も湧かないな……
ストーリーラインもキャラもどっかで見たことあるものしかなく、全然味が感じられない……
蒼葉と弥宵の魅力をまだ感じられてないのが大きいんだろうなー。主人公がどうでもいいと詰むっていうのは一ノ瀬家やアイスヘッドギルの時にも言っていた通り。
強いて言うなら鳴沢さんが回想で早川さんに抱きついてるとこの百合百合で「オッ！」ってなったくらいかな。
やっぱ「絵が上手い」以上の感想が無いというのは1話2話から変わらずでした。

●カグラバチ 14話

センターカラー！
うお扉絵かっこよ……
ほぼ白黒に肌の色や赤色だけのシンプルなカラーなんだけど構図と墨絵っぽいタッチがキマりまくって超カッコいいイラストになっている。
刀の柄も白黒で対になっててクールだ……
本編
「妖刀の本領」の話から柴さん→見つかるチヒロ→柴さん→戦うチヒロ。
絶不調状態で利き手が使えないのに加え敵が多勢に無勢なのでそりゃあまあ厳しい。
逃げの一手を打ち一旦隠れ、メンタル的にもかなりネガってきたところで回想。親父との思い出。
親父、とにかく愉快な人なので故人なのに回想で出てきても暗くならないどころかちょっと明るくなるのいいよね。
話の内容も父親としてすごく良いこと言ってる。自分なりの生き方を見つけろとか、周りが見えなくなったら冷静に柔軟に、とか。
涙を拭う動きが過去と現在のチヒロで繋がるの映画的でいい演出よな。
そしてラスト。
漂う金魚とか、能力について淡々と振り返るのとか、後への期待を高めてからの見開きで新技
「涅千(ちぎり)」……！！
辺り一面に金魚が満ちてるのめちゃくちゃ不気味でカッコいい……！！
「新技がどんな技なのか気になる」というバトル漫画の一番王道のヒキよな。
金魚だけじゃなく水泡も浮かび上がってるんだけど、フキダシよりも上のレイヤーに浮かんでてフキダシに影まで落ちてるの地味にオシャレで好きだ。
冒頭で"理論を超えた力"の話をしてたけど、今週の流れ的にはチヒロが能力を柔軟に応用しただけで新たな力に目覚めたとかではないように思えるな。

●ウィッチウォッチ 137話

バン正式加入後。
見た目上は露出多めでスタイルも良くてやらしい感じになりそうなもんなんだけど、性格に難があるので作中キャラたちはそうならないってのはうまい造形やね。新レギュラーだけど今までの関係性を崩したりはしない。
で、今回はこのバンが魔法の力で乙木家の王様になるというお話。
マスターセプター、絶対ドラえもんに同じ効果の秘密道具あるだろと思って調べたらほぼ同じ効果の「王様の椅子」ってのがやっぱりあったわ。
バンもてなしパートでは乙木家の面々それぞれの「家来」像がどれもめちゃくちゃキャラ性出てて普通に笑っちゃった。
ミハルパートの「お前屋敷乗っ取りに来てるだろ」と、何よりカンちゃんの圧倒的なへりくだりっぷりが特に面白かったね。
カンちゃん、こういう時どこまでもプライドを捨てたギャグで火力出せるの唯一無二すぎる。
ラストはうっかりウルフ登場で形勢逆転。
モリヒトが主人だからマスターセプター効かないは「ん？」ってなったけど、調子こいたバンが痛い目を見る王道の因果応報オチで最後までドラえもん感あったな。
恥じらいながらメイド服でお掃除させられるバン、めちゃくちゃ可愛かったので今後もどうにかこのままいけませんか……？ってなった。

●夜桜さんちの大作戦 207話

双子がバラバラに組分けされて新章！
3チームあるうちのまずはひふみ組から。
ひふみ、案の定あるふぁと離れて抜け殻になっとる。あるふぁの幻まで見始めたけど、そういう路線だと凶一郎が上手やね。
たくさんの六美を常に感じている凶一郎……今日もキモいな……5年間の六美断ちで身に着けたのがコレか……？
双子がバラバラのチームになったのはやはり個々の力を伸ばすため。
双子の「開花」はついに来たか…！って感じだね。でも当主は開花できないみたいな設定なかったっけ？この2人の場合は双子だからどうなるかわかんねえみたいな話だったっけか。
中盤はあるふぁ組。ひふみとは打って変わって屋内でゲームしながらダラダラ。
真面目なあるふぁ専用の修行って言ってるんだけど、実際あるふぁは普通の修行よりこういうののほうが苦手で堪えそうではある。
これをやったことでどう開花に繋がるのかは見当もつかないけど。
てか四五の距離感、なんかスケベじゃね……？
終盤は夫婦。交渉役として直接お話しする六美と、六美を守る太陽がどちらも余裕たっぷりでカッコいいね～。
六美、黒のつば広帽に黒のワンピすごく裏社会の女感あってビジュ良いな…
仕事片付けてからのはしゃぎっぷりもギャップかわいくて◎。
全体的に楽しげな新章の雰囲気でいいね。

●アスミカケル 26話

前半は花ヶ崎の過去。
まさかのフェンシング女子でアンデラと被ってて、ジュリアが「次は「MMA」でてっぺんを取りますわよ〜〜！！」って言ってる画像流れてきて笑っちゃった。
花ヶ崎の人生はある男によって狂わされた……と言いつつ出てきたのが尊徳だったので、尊徳がそうなのかと思って読んでたら本当はブルース・リーだったというフェイント。
「か…か…格好良いですわー！！」
めっちゃアホっぽくて可愛い。
さらに尊徳が自分に仕えることを使命としているせいでMMAに本気になれないことを知る花ヶ崎。
冒頭でフェンシングからMMAへの転向を宣言していたのは、自分がMMAをやることで尊徳がMMAを胸張ってやれるようにするためだったってわけね。使用人思いの良いお嬢様じゃん……
花ヶ崎を狂わせたのは尊徳と思わせてブルース・リー……と思わせてやっぱり尊徳も狂わせた一人だった、と再び戻ってくるのもなんだかグッときた。
2人とも1/2話でしっかりキャラ立ててきたなあ。
後半は試合当日。
花ヶ崎、入場するやいなやオコメにサーベルを突きつけてるの、なんかヒェッってなる。あれ、これ先端恐怖症なのか……？？
そしていよいよ大牙さんと花ヶ崎の試合が開始。
いきなり「ジャブが高火力」というジークンドーの強み出してきた。
ストレートリード、確かにフェンシングっぽくて花ヶ崎らしい。そういえば回想シーンでもストレートリードの解説雑誌読んでたね。
大牙さんも食らってダウンはしたものの、最後の「OK…距離感…修正完了」は表情も相まってめちゃくちゃカッコいいな。
いつもより尖ってるギザ歯が闘志剥き出しって感じですごい好きだ。

○僕とロボコ 166話

みんなでおでん論争する回。
ロボコでたまにあるしょうもない頭脳戦回好きなんよな。
序盤のモツオの「値段は関係ない」を引き出すくだりは普通にかしこっ….ってなっちゃった。
2番目のガチゴリラは白身を2人にあげて黄身が溶け出たつゆを少し飲むだけなのヤバくない？全然空腹満たせないだろそれじゃ。
ボンドは落語家みたいなイメージの具現化。一番面白いのはここまでやってなお別に話し合いが決まったわけじゃないっていうね。もうじゃんけんせえ！！
あと混乱を極めた結果ロボコがもち巾着を主張したところも笑った。
結局最後はママが出てきて仲裁。
え、てかボンドママなんかすごいかわいいな。

○魔々勇々 15話

冒頭グリシャバトルロワイヤルパロ。
からのエリシアの世界の魔王クプトゥラとの戦闘開始。
クプトゥラさん、めっっちゃおっぱいデカくないすか？？？目がいっちゃうぜ。
氷のカクカクな作画すごい好きだな。
中盤からはエリシアの回想。
勇者の紋章が浮かんだから10年もの逃亡生活を余儀なくされたってさらっと紋章に振り回されるおつらい人生だな……
「いつかあなたに」「生きる甲斐が見つかりますように」
だからコルレオとの初対面で生き甲斐になってくれって言ってたのね。
雨の音で「お母さん」が掻き消されてる演出好き。
回想明け、ラストでは2人炎を纏ってクプトゥラと対峙。並びたってる構図カッコいいねえ。
でもコルレオも炎使えるようになったらラルフいらん子になるんじゃ……

○暗号学園のいろは 53話

扉絵
クオッカが鮭を殺した罪に問われてる……？とんぼが回してるのはハチミツかな。すごいしょーもない裁判してないかコレ。
本編
地下199階、下水道フロア。
これまでのパターンの振り返りをしているところに現れたのは徐綿菓子。
なんか妙に情報に自信があるな……？と思ったら周回プレイ勢かい！どこで何をしてるのかと思っていたら。
「今何周目？」
ここタイムショックのクイズみたい。
てか飛ばし飛ばしとはいえ地下249階までを7周してんのエグ。
ただ東洲斎さんは250階より深くにいるはずなのに249階までの情報を集めてるのはどうしてだろう。
去り際の綿菓子への膾さんの「こへ」は「どこへ？」かな。
ここで綿菓子がペナルティフルコースを味わいまくってることに感づくいろは。
綿菓子の脳への負担・身の危険を鑑みてログアウトを賭けた暗号バトルへ。
「いろはのいだよ追放戦！」
これ、夕方vs縊梨の時に「言うわけないけど」「言わないだろうねえ」って言ってたやつでクスッときた。言ってるじゃん。ご丁寧に構図までたゆたんと同じ。

いろはが出した暗号、Q119。
星がモチーフなあたり綿菓子がいろはに出したQ.5のオマージュだね。
「ヒントは星の数ほどあるよ」
もその時と同じセリフだ。そこにさらに
「地下(いま)だって星のように見上げてる」
はポエミーで素敵。真っ直ぐ見据えて
「あなたの戦略を引き継がせて。」
と伝えるいろはに対し
「その愚直さ確かに私が悪い見本になってしまったようですね」「気の毒に。」と綿菓子。
ここで口癖の気の毒にが出てくるのもじわっと沁みる。
こうしていろはに情報を託しリタイアする綿菓子。あの負けを認めないでお馴染みの綿菓子が自ら退場するとは……
暗号自体は解けていたけど、解けたからこそいろはの発言、表情も合わせていろはの気持ちが伝わったってことなんだろうな。
綿菓子、ここで退場するのは惜しいキャラだけど退場の仕方はゑもゐな……
「真意を伝える」ことが暗号兵の本懐ってのも言われてみれば確かにだわ。
これまでは難解な謎解きとしての側面が強かったこの作品における「暗号」が、ここにきて「人に何かを伝える」という本来の用途に立ち返ってきたというのはグッときたね。
最後は残る13名。
いろはたち結局鉄砲水に襲われてる！？とか小芝居華衣コンビ先に進んでる！？とかちょいちょい気になる。ショートカットしまくった結果華衣さんが皇帝になっちゃったらどうしようね。
全体の構図が暗号学園のシンボルの鍵穴の形になってるのがテクくて好き。

○ツーオンアイス 13話

先輩カップルゆにこた登場。
ゆにさん、おっぱいでっかいゆるふわ天然お姉さんなのえっちすぎる。
何よりお腹と鼠蹊部ね。ﾌｪﾃｨｯｼｭ……
「ばり中学生やんかわええ〜」
確かに言われてみれば中学生らしい照れ方で初々しくてかわいい。いいこと言うなあ。
ゆにこたの演技。めちゃくちゃ色気溢れてる2人の演技と雪が積もっていく隼馬綺更コンビとの温度差で笑った。ゆにさんエッロ……
中盤では男女別ぶっちゃけトーク。
暴露話で出てきてる黒髪時代のゆにさんめっちゃ気になるんだが？？
「お姉さんが約束する！」
ウギャ〜〜好きになっちゃう〜〜！！
男子部屋では隼馬と虎太郎。
「別れてるんだよな…？」
「別れてるな…」ここ笑った。
虎太郎、そんな可哀想で面白い一面を見せつつも
「その感情演技に使えるで」
「演技中は絶対に動きを止めたり手を離したらあかん」
と先輩らしいかっこよさもしっかり出してきて一気に好きなキャラになったな。
「ええんやで」「30万円」やかましわ。
ゆにこたのお陰で隼馬の照れもある程度解消されてめでたしめでたし。
ゆにこた、去り方まで爽やかでマジで2人とも良いキャラだった。再登場しないかな。

○次号
新年4•5合併特大号

表紙&巻頭カラー
呪術廻戦
決死の法廷バトルはもう閉廷済なんだよな……

センターカラー
4つって珍しいな。
ここ数年は慢性的にカラー足りてなさそうだし普通に次号以降に回して余裕作ればよさそうなものを。

アンデッドアンラック
ジュイス改めジュリア編！カラー回だし情報ぶっ込んでくるの期待。

アオのハコ
サンタ千夏扉絵らしい！本編はスポーツの話なので扉絵の方が気になるな。

ツーオンアイス
良かった…センターちゃんともらえたね……

Dr.STONE
最終話！1話で綺麗にまとまるのか……！？

●ジャンプフェスタ2024

12/16にはジャンプフェスタに行ってきました。
実はジャンプ歴はだいぶ長いのにジャンフェスは行ったことなかったので初見で圧倒されました。
まずデカすぎ。
会場の幕張メッセはポケカの大会などでもちょいちょい行くのですが、ポケカの大会だとせいぜいホール2つ分で行われる(それでもかなり広い)のに対し、ジャンプフェスタは8つ分。おバカ！！
そしてデカさに見合う盛り上がりっぷりがスゴかったですね。ジャンプ好きな人ってこんなにいたんだってちょっと感動しました。
まあ人多いせいでアンデラステージも物販チケット×3も抽選落ち、鵺の陰陽師ステッカーは配布終了と割と散々だったのですが……
それでも展示品や企業ブース等楽しめるものは無限にあったのでめちゃくちゃ楽しかったです。
写真もいろいろ撮ったので最後に載せておきます。