ニューヨーク窓理論

ご覧いただきありがとうございます。

今日はニューヨークの地下鉄について書きたいと思います。

1980年代のニューヨークの地下鉄は大変危険で
窓は割れていたり落書きが凄かったそうです。

1990年代に入って
ニューヨークの地下鉄は劇的に綺麗で安全になりました。

そこから、ニューヨークの窓理論
というものが生まれました。

このニューヨークの窓理論とはどういうものか。

それまで落書きをされていた車内や構内を
とにかく消して、また書かれても消すということを繰り返したそうです。

そして、割れていた窓も全て貼り直し、
割れている窓を無くした

という事なんですが、
たったこれだけで、犯罪が劇的に無くなり、
安心して一般の方も乗れるような今の状態になったそうです。

このニューヨーク窓理論が教えてくれる物は

汚れたり、汚くしている所は
その様な状態から脱却できないが
常に綺麗に保たれている所は
汚くし難くなり、壊されたりすることも無くなるという環境が大事である

というお話です。


これは会社や家庭でも全て共通するお話で

勉強しない学校の生徒や友達と連んでいると
その子供も勉強しなくなります。

会社でも努力しない人が居ると
そういう隠の引力に引かれてそういう人が集まる
もしくはそういう組織になってしまうということです。

単純なお話で

その逆をすれば、良いというだけなんです。


この環境の大事さは脳科学でも立証されており
人は周りの環境に流されてしまうという事が分かっています。


日本のどこかの学校やアメリカの学校でも
この実験はキチンとデータが出ており
その結果も同様の結果が出されています。


もし、あなたの周りが努力しない人ばかりだったり
会社内は文句を言う人間や向上心のない人間ばかりだと

皆そのようになって行ってしまうという事です。

弊社も図書館化計画を立ち上げました。
※現在保留となっております


これは純粋に読書する事で知識がついて
収入が上がるということも医学的に証明がなされております。


やれ!とか読め!といっても
当然読んでくれませんので図書館にしてしまえ!

という、行動経済科学を取り入れた
ニューヨークの窓理論です。

当初、一冊も読もうとはしなかったスタッフ達でしたが、

ここ最近は個人的に本を読んだり
自主的に勉強をするようになってくれました。

ちなみに450万円の方と3500万円の方の読書量は35倍差がある事も統計データがでております。

人は努力しないわけではなく、
その※環境の色に染まりやすい

というだけです。

※特に日本人は学校教育やアイデンティティ上、他者に合わせる事を重んじている為、その傾向が他の国より圧倒的に高いです。

弊社では

一人一人が努力する事で
もっと自分も頑張ろう

と思ってもらえる環境ずくりと
経営幹部が率先して勉強に励み
共有に努めております。

いずれ、他の会社に行っても、
個々の人生にとって、
ここが一つの分岐だったと言ってもらえる
これが、我々の使命としております。