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ついに開かれしテニミュの扉、こんにちは


遅咲きのオタクゆえ、通らずにここまで来てしまった「テニミュ」という巨大コンテンツ。これは女オタクとしての義務教育をすっ飛ばしたともいえる由々しき事態なのでは?と薄々感じていたのだけれど、今更どこから見たらいいのか?全く持ってわからず、完全にキッカケを無くしていたのだった。

そんな中、コロナ騒動の云々で、『3rdシーズン全国大会 青学vs立海』がYOUTUBEで無料で公開されるぞ!!新規は黙ってコレを見ろ!!と友達に教えてもらい、ようやくテニミュの扉を叩くことが出来た。神よ、敷居を新規向けに下げてくださってありがとう・・・


まず、前提として、私はテニプリの漫画すら読んだことがない。全て人から聞いたイメージしか持ち合わせておらず、テニミュに関しては、セカンドとかサードとか何の話してるのか全くわからなかったので、下記の丁寧なツイートを紹介してもらい、概要を把握。今までいろんな人から聞いたどんな説明よりわかりやすい説明だったので、テニミュ初心者の方はまず一読をオススメしたい。話はそれからだ。

https://twitter.com/_s____mm/status/1264528404121915392?s=20


多くの女を狂わせた、夢女製造機「テニミュ」。king of 沼の名を欲しいままにしているこの巨大コンテンツを、知識ほぼ皆無で見た感想を、高まる気持ちと共にまとめておきます。

以下、いつも通りオタクの長文感想です。

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イケメンが歌って踊るだけじゃない!青春の1ページにこちらも載せていただける、それがテニミュだ!(※初見の初感)

■音楽バイブスぶちあげハピハピ丸

全体的に曲調が明るいので、なんとなく見ていても楽しくなっちゃうのがテニミュのすごいところ。私は集中力がないので、ふとした瞬間画面から目を離すとなんの話ししてるかわからなくなる時があったけど、なんとなく見てればすぐに戻ってこれる。そういうところ優しい。本作をみた後、私は『頑張れ負けるな必ず勝て』の歌をかれこれ1時間以上聞いてます。何なら踊っています。楽曲の中毒性が高い。

■濃厚キャラクターのオンパレード

言わずと知れたことではありますが、テニスのキャラクターは全員ぶっ飛んでいるので、当然飽きることなく見ていられます。

前編の最初の方で、すでに「手塚やべぇな、自己犠牲の塊やん…」という感情に支配されてしまった私は、なぜか手塚の虜に。
「恐竜を呼び起こすすごい技がある」という部分だけTwitterで知っていたんだけど、こんなにチーム・後輩思いなキャラだと知らなかった。何度も出てくるゼロ式ドロップについては、見ながらググったよ。ググらないと話が始まらねぇよこれに関しては。それ以外は何もしらなくても大丈夫。

■手塚のヒジがキレイ

え?これむき卵…?ちゅるんと透き通っている。色素沈着が限りなくゼロのヒジ。美しい、なんだこのひじは。この辺りで確実に手塚を推し始める。でも「手塚のオタクは厳選されたヤバいやつらだから、気軽に手塚のことを好きになってはいけない」と聞いたことがあったような気がするから、大きな声では言わないようにしよう・・と思いながらヒジを見つめる。綺麗。彼の名前は青木 瞭くん。覚えて帰りますね。

■汗が美しい

途中でふと気がついたんです。キャストが汗をかいていることに。襟足に滴る汗。その美しく爽やかなこと…なんだこれは。汗ってこんなに美しいことあります?ざわざわし始める。昔、鈴木○つ○さの追っかけをしていたころ、オル○コデックスのライブ3曲目にしてバスタオルを要するほど汗だくになっていた達央をふと思い出したんだけど、あれとは違う、それだけはわかる。なんかキャストの汗、輝いてる…なにこれ、ダイヤモンド?叶姉妹が体にぱふぱふしてるキラキラする粉…?眩しい、青春の1ページを見せてもらってる感がすごい。こんなに不快じゃない汗がこの世にあるなんて驚きだった。

■幸村・・・え?幸村?????


幸村役の人、演技うまいな、、ってこの人知ってる!!私この人のLINEスタンプ持ってる!と気が付く

彼の名前は立石俊樹くん。美しさがヤバい。圧倒的・美のオーラを身に纏っている。目が合うだけで花の香りがしてきそうなすさまじいイケメンがそこにいる。友達が「この人に今ハマってるんだけど、LINEスタンプの使い勝手がとにかく良い、ぜひ使って」とオススメしてきてくれた際、何も考えず募金活動のようにDLしたあのLINEスタンプの!!!!彼ではありませんか!!!(本当に使い勝手が良いスタンプだからまじでオススメ)

立石俊樹スタンプ

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立石くんは「テニミュのチケットを高騰させた男」と聞いていたけど、納得しちゃうな。圧倒的に華があるもんな。声も響くし、仕草も綺麗。役者として群を抜いている。汗一つ流さぬ骨董品のような美しい肌。全てのパーツが整っている顔。SKIIの広告に出ていても何も不自然ではない。

そして立石くんは声質が良すぎる。すごく聞き取れる。歌も安心して聞いていられる。幸村というか、これ立石くんがめっちゃ良いのでは・・と思い始める。集合している画面でも気付くとなんか見ちゃうし、踊ってるとバレリーナみたいなの。身軽で、キレもあって、背もそんなに高くないはずなのに動きが華やか。。。(後で調べたら181cmもあった、めっちゃ背高いやんごめん)

こーれーがぁーーーー

幸村のテニスッ!!!!!(決めポーズ)

幸村

引用:https://25jigen.jp/report/21681

てか幸村って病弱?病み上がりだって言ってるのに、それでこんなに強いのかよ、どうなってんだよ、好きになっちゃうじゃねーか。あとめっちゃ動いているのに肩掛けジャージが落ちない!!!すごい!!!エレガント!!!「坊や、それで終わりかい?」って、お前も坊やダロ!!(全力の笑顔)

■結果、見ているだけで全国大会優勝気分を味わえる


さっきも言ったけど、「頑張れ負けるな必ず勝て」の歌が好きすぎる。聞いているだけで、彼らの青春に1ページに一緒に入れてもらえたような気がしてくる(錯覚)。それがすごく幸せな気持ちになれるし、一緒に頑張ってきたんだー!!という強めの幻覚によって何なら涙腺がうるんちゅしてくる。潤う人と書いてうるんちゅ。よくわかんないテンションになってきていることだけは確かなんだけど、結果、見ているだけで全国大会優勝まで導いてくれるので、謎の達成感がすごい。癖になっちゃうよなあ。こんなの。。

■キャストの成長を見るのは『一種の幸福』

おそらく、何度も通っている人たちはこの通り、彼らの成長を見守ることができるのが楽しいのだろう。その気持ちは、ミュ・ド初心者の私にもよくわかる。

決っして上手いとは言えない歌のシーンや、不安になるようなセリフ回しが時々あったりするんだけど、その分、彼らの成長は恐ろしく早い。ハッと観客の目を奪うほどの瞬間がここにはある。スポットライトの下で輝き出すその一瞬を、最初の一歩を、自分の目の前で見ることができる。そんな体験が約6,000円。安いに決まっている。

『1回約6,000円を登場キャスト数で割ったら、1人あたり250円だからマジ安いよね』という悪魔の計算式を友達に教えてもらい、「実質無料じゃん」と思ったのは言うまでもない。ポジティブシンキングで行こうぜ。うちのポンコツワイファイが不整脈のごとく飛び飛びにしてきて、気が散ることが多かったので、今度は是非現場で見てみたい・・煌めいてる人間を見たい。(切実)

成長を見るのが楽しい、だなんて、他人の家の子供にも思ったことないわ。家で育てている観葉植物が今の時期とてもよく伸びるので、それを見ていて「成長を見るのって楽しいな」と思っていたけど、マジで人間の成長見てる方が10000倍楽しいことに気が付いてしまった。沼ってこういうことよな。成長を見届けさせてもらうことは、幸福なことなんだな。金払って勝手に見てるだけだけど。幸福は買える。(渾身のドヤ顔)

■宏規ロードの人だ!

超絶人気のキャラクターである跡部景吾こと跡部様。役の人を見ると、やっぱり演技が上手い!顔がいい!可愛い!なんだこの坊ちゃんは!と思い名前を調べると、これが噂の三浦宏規くんだーーーー!噂で聞いたことある!!(それだけ)歩くと十戒のごとく道が割れ(?)、人々はその道は「宏規ロード」と呼ぶ・・・という、あの伝説の三浦宏規くんだ!!!(噂でしか知らないので間違ってたらすみませんごめんなさい殺さないで)

雌猫!みたいなセリフでキャー!!!!!と黄色い悲鳴が響き渡ったあたりで、これはなんて幸せなパンデミック・・・と思いそっと手を胸に当てた。三浦宏規くんは初心者の私が見てもわかる通り、めちゃくちゃ演技も歌も上手かったです。指先まで綺麗。彼がターンする姿が私は好きです。圧倒的に華があるので、王子様感がありました。何にも知らない私の耳まで名前が届くくらいなので、やっぱり上手い人、人気なキャストは自然と目が行くというか、目立つものですね。かの有名な「俺様の美技に酔いな!」が聞けて大満足。

■結果、誰が推しなのか。

最後まで見たものの、推しが決まらなかった。

強いていうなら幸村役の立石くんが綺麗だな〜と思っているけど、何となくヒジが綺麗だったことによって心を奪われたので「手塚かな?」と友達に伝えると「うっわ、永遠に趣味合わないわーー(褒め言葉)」と言われた。
じゃぁ誰なら納得できるというのだ、これはテニミュだぞ?!

いつだってこの世は個性と個性のぶつけ合い、性的指向の殴り合い、だから推しが誰だろうと、俺たちはテニミュを見てしまった以上、修羅の道から外れることは出来ねぇ・・・。そういうことだってばよ・・・。(私の友達はもっとミュに詳しいし、様々な2.5に精通しているので、今後さらにご指導を頂きたく存じます)

作品の感想としては、「お前らも、テニス始めたばかりの頃は、日が暮れるまで夢中になってテニスやってただろ?あの時はお前も天衣無縫だったんだよ」みたいなセリフが一番響きました。何事も、夢中になれるって最高の武器だよね。っていうかそもそもだけど、天衣無縫って何だ。この作品は、ちゃんと漫画読んで概念から理解していきたいけど、多分読んでも概念的にわからないことが多そうだから、もう気にせずどんどん見ていきたい。

個人的に、ミュージカルは最後の挨拶でそれぞれお辞儀していくのを見るのが一番楽しいと思うし、友達と一緒に見に行ったりしてたら、きっと最高の思い出となって人生を支えてくれるんだと思った。

年老いて老人ホームへ行っても「あの夏のテニミュは最高じゃった・・」「3rdの幸村は神じゃったなぁ」とか話してそうだし、もはやそういう老人に私はなりたい。なりたいからやはりテニミュを見に行きたい。誰が推しとか正直まだよく決まってないけど、推しを探しながら見ても楽しいのがテニミュのすごいところ。

何も知らない私でしたが、2日間とっても楽しませてもらいました。ありがとうテニミュ!今度は舞台で会おうね!!!!!!!







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