旅行会社でできること。(海外好きへ)

前回、ざっくり旅が好きという方へ、旅行会社に勤務してできることとできないことについて、個人の意見を書きました。

前の記事と被る部分はあるのですが、「旅行会社に勤務したら海外にいけるの?」という目線で記事を書いてみます。

旅行会社に勤務したら海外にいけるの?

いけます!

もちろん、旅行会社によるところはあると思うのですが、海外旅行を取り扱う部署に配属されると、添乗や下見出張のため、仕事で海外にいくことができます。

言わずもがなですが、やっぱり仕事なので、現地で遊べるわけではありません。

がしかし....

海外旅行を担当している同期は、添乗や出張を楽しんでいる人が多い気はします。

前回の記事と矛盾しているように見えますが、出発前と現場での緊張があっても、それでも現地が大好きだ!と思う気持ちがあるそうです。

添乗期間が長い場合は、月2週間は海外で、デスクワークは6営業日しかしなかった。という同期もいました。

仕事で海外に行きたい「私」は旅行会社に入れば夢が叶うの?

これは、ちょっと違うと思っています。

海外への旅を扱いたくて、意気揚々と入社し、配属先が国内旅行。
やりがいを見つけることができず、入社数年で辞めてしまう。

あるいは、海外旅行を扱う部署に配属されるも、異動があって、国内旅行担当へ。
同じくやりがいを見つけることができず、辞めてしまう。

仮に、国内旅行を扱う部署に配属されて、「いつか海外にいくために我慢するんだ。」という気持ちでその時の業務を頑張ったとしても、そのモチベーションを維持することは至難の技だと思うのです。

なんで働いてたんだっけ・・・?となってしまうのです。

旅行会社で働くモチベーション

これもいろいろな考え方はあると思いますが、私の身の回りで見られるタイプで多いのは次の2つ。

①旅を通して、社会や人に何かを提供したい
②現地が大好きで、旅を通して現地の役に立ちたい

旅は、あくまで手段なんです。

海外に行きたいから旅行会社に入ったとして、その先にあるものは何でしょうか?
ただ、現地が好きなら、旅以外にも関わりかたがあるかもしれないですよ。
旅が好きなら、その理由のどこかに、旅をとおして、自分が社会に提供したい価値のきっかけがあるかもしれません。もちろん、現地も旅も好きだから、旅行会社しかないんだ!というパターンもあると思いますが、その先にあるものは?

海外にいきたい「私」はどうする?

海外や旅が好きな理由を棚卸ししてみませんか?

好きな理由を仕事(=仕える事)につなげられれば、国内旅行を扱う部署に配属されようと、海外旅行を扱う部署に配属されようと、旅を通して人や国や地域を元気にするプロとして活躍できるんだろうなと思います。

今、海外が好きでどうしようもない「私」は、仕事を経験した後、仕事の中で関わった国内のどこかの街が大好きな「私」に変わっているかもしれませんし、それこそ、旅行会社の人間として、人の役に立てた経験の証なんだろうなと思います。

おしまい。


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