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重量物(蓋)の外し方の改善
【改善】
小断面トンネルの裏込め注入作業で、アジテーターカーの蓋を外した際、台車の上に置くには不安定で、狭い坑内で下まで降ろすと邪魔になり、蓋が重量物(重いもの)なので取り扱いには注意が必要だった。
そこで蓋を降ろすのではなく、取り外した高さの位置に吊るせるように、覆工コンクリート上部にアイボルトを取り付けチェーンをぶら下げて、外した蓋を固定出来るようにした。完全に宙吊りになるのではなく、蓋の下部はホッパー内部の網部に着接しているので安定した状態で吊られている。
![](https://assets.st-note.com/img/1691956849051-TVo6mBA2jg.jpg)
![](https://assets.st-note.com/img/1691956873369-vcuFOa6EYw.jpg)
【効果】
重量物である蓋を、少しの移動で済むようになったので、腰を痛める等のリスクを低減できた。
グラウト設備周辺のスペースを少しでも広く使える様になり、整理整頓しやすくなった。
【参考】
少しでも負担やリスクを低減しようという意欲を感じる事例。
「降ろす」→「吊るす」という柔軟な発想は大きなヒント。
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