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夜間作業での喚起看板の効果的工夫

【改善】
安全喚起掲示物がマンネリ化して、せっかく設置している掲示物で意識付け出来ているのか疑問だった。
暗い夜間の工事であるため反射テープを積極的に活用したり、余っている材料などを用いいくつかのタイプの掲示で工夫をしてみた。
①以前紹介されていた「音声標識セリーズ」の活用

物を高く上げると装置が反応し、「頭上注意」と声を発する。
ダンプの荷台に設置し、架空線接触防止として使用。
昇降階段に取り付け、登る際に反応し「ここから先、安全帯使用」と声を発する。
文字、イラスト、声で安全帯着用を喚起

②ただの四角い看板ではインパクトがなかったので、視線を誘導する矢印を取り付けその方向を見てもらうよう工夫した。

③プラスチックダンボールに印刷した看板を貼り、上からアクリル板で固定。風などで変形せず見栄え良い。

手首に付ける光るバンドを使い、ボタンを押すと光って目立つようにした。

重要事項を目立たせる

⑤「何々は、よいか」とゆびさし喚起看板を作ったが、実際に動作をしてくれるのか疑問があったので、看板にゆびの形のシールを貼った。

「ゆびさし」のイラストを入れて強く喚起

【効果】
インパクトを与えて見てもらうことが出来、一呼吸置いて看板に明示した内容を気をつけてもらうようになった。

【参考】
作業する方々にルールを守ってもらおうという意欲にあふれた好事例。現状に疑問を持ち過去の提案の情報などを参考に、より伝わるようとさまざまな工夫をしている。
一つの看板に、声や光や記号が入るだけでも喚起の力は強くなることがよくわかる。
特に暗い夜間作業での効果は大きい。

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