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レール養生の「見える化」によるリスク低減

【改善】
鉄道補修工事において、削孔水飛散等による線路(レール)の汚れ対策として、従来ブルーシートを敷いて養生を実施していたが、

ブルーシートでレールを保護

覆い隠すために路盤の段差が見なくなるため、つまずきや滑りのリスクがあった。
そこで幅550mmの建築用の透明な養生シート(片面粘着テープ付)と布団はさみを使って、路盤上が見えて安全に、かつ最小限の養生で作業出来るようにした。

透明なシートを「布団はさみ」で固定し、レールを養生。段差がはっきり分かる。

【効果】

固定状況

簡単な設置・撤去が可能な線路の「見える化」が可能となった。
がさばらず、安全に効率よく作業出来るようになり、発注者監督員からの評価を得た。

【参考】
常識的になっていたと思われる養生方法ですが、以前からパトロールで転倒リスクなどは指摘されていた。
新たな発想で「見える化」したことによりリスクをかなり軽減させた好事例。「これはこうするもの」という常識にとらわれない発想は学ぶべき。

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