また気持ちを新たに

なにか新しいことをしようと思った時、

今までしていたことを何かやめないと、

どんどんやることが山積みになって、
収拾つかなくなるよね。

引っ越しとか、転職とか、

今あるものを勇気を持って手放していくことも、
すごく大事なことだと思うのよ。

さて、

本当にいろんな問題が出てくるよ。

今日は、勤めているデイサービスで全体ミーティングがあったんだけどね。

現場で起きるケア課題や問題以外にも、高齢者の自宅での問題・家族関係のこじれとか、デイサービスで本人と直接関わっていないところでも本当に色々なことがおきるなぁと。

このクソ暑い中、生活費がが厳しくてエアコンを使えないから扇風機で過ごしているとか。死活問題だなぁ。もちろんすぐに方法を検討することになったけど。

朝、デイサービスへ行くための準備に時間がかかるから、その時間ヘルパーさんを頼もうとしてる。けど点数の関係で難しいとか。

ご自身ではお金の管理ができないから、娘さんが支払い管理をしている。なので請求書は直接渡さないで。とか。

認知症のある方。一人暮らしをしていて。近所に息子さんが住んでいるから毎日様子を見にいってるけども。ついこないだ徘徊してしまって大捜索して。警察にお世話になったとか。GPSつけようとか。

もうね、当然だけど10人いたら10人ケースが違う。

ぼくは介護職の経験が浅いし、まだそこまで踏み込んで仕事をしていないこともあって対応は別の職員がしてて。
デイサービスでいうと相談員の方。各方面へ連絡をしたり調整したりしてる。相談員の方、ほんとうにすごいと思うよ。
やっぱりね、現場でご本人と直接関わっている人が一番情報を持っているわけでさ。

終わりがないのよね、この仕事。
むしろこれからどんどん高齢者の問題は山積みになっていくし。

この仕事やっていてよかったと思うよ。

だってさ、自分が高齢者になった時に介護保険制度使おうと思ってね。

わけわからんと思う。多分。

用語とか制度とか仕組みとか、めっちゃ複雑やもん。

介護保険制度をうまく賢く使おうと思っても、介護が始まってしまったら悠長に調べている余裕なんてないから。

そんなこと思いながらミーティングの席にいたんだけどね、

どうだろう？

ぼくと同世代で認知症の方と接したことがある人て、どのくらいいるのだろう。

10人いたら、ひとりかふたりぐらい？
いやぁ〜これはね、なんとも。

やっぱりぼくはさ、
こうして介護のこと伝えていこうと思う。

現場のことも知ってもらいたいし、
本人を含めた介護をしている家族のことも知ってほしい。

今日はね、気持ちが新たになった日だったよ。