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相性なのか?首を左右にブンブンと

Webライティングしてるとね、

noteで文章を書くことが息抜きになるわけ。

クライアント案件はさ、
やっぱり要求があってレギュレーションがあって、
成果を気にしなくてはいけないでしょ。当然だけど。

noteって自分ルールの自分都合で自由に書けるからさ、
楽しいのよね。

あ、クライアントワークが楽しくないわけじゃないよ。

それはそうとさ、

やっぱり、相性って大事だって話で。

利用者さんと介護スタッフの相性がいいとさ「あ・うんの呼吸」っていうのかな、10を言わなくても分かるっていうか。波長が合うって大事なことでさ。

ある介護スタッフが食事介助をしてたんだけどね、

利用者さんは認知機能や言葉の理解には支障ないんだけどね、手足に麻痺があってほとんどのことに介助が必要なのよ。
いちばん注意しなくちゃいけないのがね、構音や発語ができなくなってきている方で、言葉を聞き取ることが集中して聞いてもわからないことがあるのね。

「スプーンに乗せているご飯の量が多い」
「ご飯と一緒におかずも乗せてほしい」
「味噌汁の具だけ食べたい」
「魚の骨は柔らかければ食べたい」

息の抜けたような声で、
細かい要求がほとんどわからないのよ。

イメージするとね、

わさび寿司食ってる時に「喋って!」って言われてるような感じ?
熱熱のあんかけラーメン食べながら喋れる?

怒られるかな。でも、そんな感じなのよ。

だから言葉を聞き取ると言うよりも、その方の表情や目線を追って察すると言う感じ。
コミュニケーションって言葉だけじゃないからね。雰囲気とか感情とかも含めて、非言語のコミュニケーションを駆使して観察しないとね。介護職員はさ。
それとか「ごはんけっこう食べたから、そろそろ味噌汁飲みたいかもなぁ」って想像力を働かせたり、相手の視点に立って考えることがとても大事になってくるのよね。

さて、その介護スタッフ。

めちゃめちゃ相性?悪くて。いや、相性なのか?
利用者さんをきちんと観察できていないのか?

介護スタッフがスプーンを口に運ぼうとすると、
首を左右にブンブン。もげて飛んでくじゃないかってくらい。

利用者さんが必死に訴えかけてるんだけど、
発してる言葉が聞き取れないのよ。

「あ、ごめんね。おかず食べたいのね」

その介護スタッフが、おかずをスプーンに乗せて口に運ぼうとして、

利用者さんは首を左右にブンブンブンブン。
そのうち感情が爆発して泣き出してしまったのね。

もうね、こればっかりはね、
意地にならずにね、すぐさま選手交代した方がいいのよ。

介護スタッフって「どうにかして自分で解決なくちゃ・したいモード」に入る瞬間があってさ、
ゾーンっていうの?ちがうなぁ。ゾーンとは真逆だものなぁ。
そういう時って冷静な判断ができずに状況を悪化させるだけだから、一旦離れるか人を交代したほうがいいわけ。
そのスタッフが悪いとかできないとかではなく、そんなこと誰にだってあるし。

結局ね「お尻が痛いから座り直したい」ってことだったのね。相性のいい他の職員がサッと解決したよ。

一連の騒動を見てただけになってしまったのは、ぼくは他の利用者さんの食事介助をしてて席を離れらなかったから。

そういう経験って、介護スタッフを成長させるよね。

昼食の時間少しザワついたからさ、
昼食のあと利用者さんに「大丈夫でしたよー!」って、フォローして回ってたのね。

そしたらね、ある利用者さんにね、

ほっぺた「ぎゅー」って、つねられた。

まぁちょっと認知症ある女性の利用者さんで、
不穏になってたんかな。ちょっと距離近すぎたんかな。普段そんなことないもん。ニコニコしてるもの。ぼくたち、相性いいと思ってたよ。

あまりに予想してなくて笑えてきたけども。

マジでびっくりしたよ。ほっぺたぎゅー!は。

介護は大変。介護職はキツイ。そんなネガティブなイメージを覆したいと思っています。介護職は人間的成長ができるクリエイティブで素晴らしい仕事です。家族介護者の方も支援していけるように、この活動を応援してください!よろしくお願いいたします。