見出し画像

P010 『サウナで心と体をととのえる』 2021/05/03

サウナとの出会い

サウナの本格的な楽しさを知ったのは3年前に行った「おふろcafe utatane(以下、おふろcafe)」がきっかけだった。

「おふろcafe」では入場料さえ払えば、漫画読み放題、マッサージチェアで休み放題、そしてお風呂入り放題という最高の癒し空間である。
詳しい詳細を知らずに、友人の家の近くの温泉で検索して引っかかったので友人と訪問したのだが、これがサウナに熱中する始まりだった。
始めは何の気無しに温泉に浸かり、サウナで汗を流すだけの時間を過ごしていた。
そこに
「サウナを出た状態で水風呂に入ると気持ち良いらしいぞ!」
と、友人がサウナの楽しみ方が記載された立て看板を見つけたのだ。
その時は「ととのう」や「デトックス」なんて言葉も世間的に流行っていなかったが、サウナ→水風呂→休憩を繰り返した私と友人は、立て看板をきっかけに極上の癒しを体験したのだ。

サウナの楽しみ方

サウナーになって早3年。
色々な人の記事や自分の経験を基に、サウナの楽しみ方を伝えさせて欲しい。

スクリーンショット (111)

①サウナで汗を流す
まずはサウナで汗を流す(目安は10分)。
サウナの体験頻度が少ないと10分は地獄のように長いが、テレビがあればテレビを見たり、修行僧のように座禅を組んで目を瞑ったりする事であっという間に時間が経過する。
また、サウナ内はベンチが段になっており、位置が高い段の方が温度が高いので、自身が耐えられる温度を探してみると良い。

②水風呂で身体を極限に冷やす
サウナから出たら、放出された汗をかけ湯で丁寧かつ即座に流し、水風呂に入る(目安1分)。
水風呂が苦手だと、この作業が本当に苦行である。
私も熱いのは得意だが、寒いのが苦手なので耐えることが出来るまで、非常に時間を要した。
ただ、水風呂に入って最初の5秒我慢することで「天使の羽衣」が身体を纏って冷たさを緩和してくれる
この「天使の羽衣」は身体を動かすと剥がれてしまうので、ゆっくり入り時間になるまでは身体を動かさないようにしたい。

③外気浴でととのう
そしてベンチなどゆったりできるスペースに座り、ゆっくり目を瞑る。
血液が体中を駆け巡っているのが実感でき、自然と体温が戻り始めてくる。
その時に、
頭がグラングランとし、
宇宙にいるような感覚になり、
余計な雑念が全て消えていく。
これが「ととのう」という感覚で、身体はトランス状態に陥っている。
仕事やプライベートなど、今の苦労や将来の不安がどうでもよくなってくる。
この状態が最高に気持ちよく、何度体験しても飽きることは無い。
3大欲求に新たに加えても良いと個人的には感じている。

以上①~③を3セット行う。
セット数を重ねる毎に、サウナの熱さや水風呂の冷たさに身体が慣れていき「ととのう」状態にもなりやすくなる。

何故サウナに入り続けるのか

私がサウナに入り続ける理由として、「ととのう」事で雑念を振り払う事も目的としてあるが、その他にも身体に良い効果が数多くあるからだ。
・脳疲労の緩和
・集中力の向上
・ストレス解消 などなど

個人的に意識していないだけで、他にも多くの産物を受け取っている。

健康志向に関心が高まっている現代で、健康に向けての手段は人それぞれである。
何が正解で何が不正解かは医学的にあるが、正直なところ個人的に実感、満足出来ているのならば、何でも良いと思う。
とはいえ、やはりサウナで「ととのう」を実感して欲しいのが私の率直な気持ちである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?