センスある作文の作り方

センスある作文の作り方にはちょっとした技があります。今日はそれをお知らせしようと思います。

その1

作文だけでなくても、物語の書き出しって人を惹きつける顔となる部分。そしてこの書き出しがうまくいけば文章はどんどん進んでいくのですからぜひとも「 ワザ」を身につけてもらいたいもの。

そんな書き出しのPointは

「おせつかい」

これはそれぞれのポイントの頭文字を取った覚え書き。
お→音
せ→セリフ
つ→つなぎ言葉
か→会話
い→意見

具体的に見てみましょう😊
わかりやすく運動会を例にしてみると…

⭐️音
「バン!」とピストルの音が鳴って待ちに待った騎馬戦 が始まった。僕にとって最後の運動会…

⭐️セリフ
「おいしいお弁当を持って行くからね !」お母さんの声を背中に受けて僕は家を出た。
今日は運動会。運動が得意じゃない僕にお母さんはお弁当で元気付けてくれている。

⭐️つなぎ言葉
もしも毎日練習をしていなかったら私は今日のリレーにこんなにも満足することはなかったかもしれない。

⭐️会話
「ドキドキするね、勝てるかな?」
「練習通りいけば勝てるよね!」
私は 応援しながら隣にいたさやちゃんと話していた

⭐️意見
どうして運動会なんてあるんだろう。運動会なんて疲れるだけなのに…お母さんもお弁当を作ったり遠くからおばあちゃんが来たり、大変そうなのに…

最後の一文は大人のつぶやきになってますけど…(笑)

こんな風に 「おせつかい」
を使うことで 「土曜日は運動会でした。赤組は勝てなくて残念でした。」というよう出だしよりも ずっと動きのある表情豊かな作文になっていくのです。


もしお子様達が作文の出だしに困っていたらぜひとも教えてあげてくださいね😊


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