書けなかった葬列~序文的さむしんぐ

 僕の時は止まっていた。2014年10月の秋。高校の文化祭2日目。あこがれだった自由の入口に立てた時点で、満足をしてしまった。
 筆を置きはしなかったが、生きるための言葉を書くことをやめてしまった。
 今更になって、僕はもう一度戻ろうと思う。大学4年生の春。卒業を目前とし、制作に打ち込む時期。集大成を遺したいのに、手の中に残っている大きな成果がなかった。その上に昨年(2017年)の12月頃、アルバイト採用試験として受けたゲームシナリオを、文字通り「取られて」しまった。悔しかった。
 自身の内に籠ったモヤモヤを出すため、月詠家の活動を整頓しようと思う。

●月詠家とは?
ことばで遊ぶ存在

黎(レイ)……散文、論文担当
栞撫(カンナ)……詩歌、朗読担当

で構成される。

中の人はつっきー。

⚫テキストの種類
【生活は患い】……エッセイにも満たない日記のような備忘録。
さくっと小噺……その名の通り掌編

「ことば」で遊ぶ人。 エッセイ、作品、公開しています。 会も作りたいです。