春立ちて・春の雪のことば
立春(りっしゅん)
軽やかに躍動し、蠢く響きあふれる言葉がします。
春の言葉の調べには、動きはじまる陽の表情が秘めていて、
立春もそのひとつのよう
この日を年の初めともされた
古代陰陽五行などがそれにあたります。
”春の気 立つを以って也”
この言葉をご存じの方もいらっしゃるかと思いますが
二十四節気暦便覧からとなります。
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俳句では、春の季語
その他に「春立つ」「春来る」「立春大吉」もあります。
それぞれに、音やリズムの流れをもち、繊細な情景や場面をより美しく
、読み手が想像しやすいように言葉選びをしていく楽しさがあります。
立春の背景に、降りしきる雪が続きます
春の雪として、少しの趣と共に誘ってくださいます。
春ならではの雪
『雪の果(ゆきのけて)』別名 別れ雪、最後の雪
『はだれ雪』別名 はだら雪
降ったあとの少しの間、点々とまだらにのこる春ならではの雪
それぞれ描かれる景がまばゆくも春へ
梅も、ほろほろと芽吹き開くる音から香りを通じて伝わってきそうです。
春の香りそして匂い
今、ここに
また、新たな香りをおしえてくださいました。
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