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仕事=事務所

まあわたしが本を書いたりするのが「本分」だったら、カフェ行って作業したり、コインランドリーで草案を考えたりというのもあるかもしれませんが、プロダクトデザイナーのわたしは100%事務所です。自宅でも出来ません。新幹線の中でもなんの作業もしません。ただただぼんやりしている。(本すら読まない)
本が仕事でも出先では「本気になれない」気がします。

ただ、仕事の打ち合わせ先で依頼内容を聴いてその場で思いついて描き始めたりすることもあるので、数%は「打ち合わせ先」かもしれません。

へんな話、数十センチしか離れていないところで「知らない人」がいる環境で「自由な発想」が出来る事が想像できません。

基本「見られちゃいけない」仕事です。

どうも「スタイル」「スタイリッシュ」という言葉にデザイナーは引っ張られがちですが、一度「職人」と定義した方が良いと思います。職人は「持ち場を離れられない仕事」です。

どうも自由である事を「本気の仕事の最中までスタイリッシュでないといけない」と考えるのは違うと思いますよ。

秋田道夫
2024年5月22日

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