秋田道夫 

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秋田道夫(Michio Akita)

秋田道夫デザイン事務所のご紹介 1953年 大阪府生まれ  1977年 愛知県立芸術大学美術学部デザイン科卒業     ケンウッド、ソニーで製品デザインを担当 1988年独立 フリーランスのプロダクトデザイナー として現在に至る 連絡先 157-0062 東京都世田谷区南烏山5-32-17 エール千歳烏山202号michioakita06@gmail.com 090-4222-3691 製品 フードレスLED車両灯器、LED薄型歩行者灯器(信号電

    • 変わらないでいるということ

      わたしのTwitterが注目されたきっかけのひとつが、今から13年前の東日本大地震の後に支援するために開いた講演会に出席してくださっていた方が、わたしの言葉と名前を紹介してくださった事にありました。 それからさらに5年遡った講演会のお話を今取り上げてくださる事に感動を覚えていますが、18年前に取り上げた「信号機」が今その言葉通りに「本体の消える信号機」として普及の盛りだという事にびっくりです。

      • 新刊の表紙

        8月23日に新刊が出ます。『60歳からの人生デザイン』。その予約がAmazonや楽天ブックスで開始されました。https://x.gd/3D8Lg https://x.gd/Rqb76 ついにタイトルに年齢(初老)が入ったかという感じですが、基本本の内容もデザインもタッチしない人なのでタイトルも編集者の希望に沿った感じです。それよりも嬉しいのは試作印刷されたものが、編集内部でとても評判が良いと伺ったからなんですが、そういう評判というのは「お世辞」じゃなくて、実際に世間に出た

        • ダイバーシティ(多様性)

          (これは2021年7月7日にfacebookに掲載したものの再掲です。) ダイバーシティー。なんだか潜水をする人が集まる町なのか、はたまたお台場の事かなと思ったりしますが、 diversityは、「di」は「離れて・バラバラに」を意味していて、「verse」は「向く・方向転換する」を意味しているそうです。 ようは「いろんな方向に向かう多様性」を表すのがダイバーシティーです。ちなみに反対語は、ユニバース(Universe)」で、uniは一つにを意味しています。 _ なぜそんな話

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        秋田道夫(Michio Akita)

          「パーティー」

          わたしは、講演や講義をしてもどれぐらい人が集まったかについて触れないしないようにしています。 もちろん会場が人で溢れている様子の写真は「パワー」がありますが、その逆にスカスカだと「実体が白日の元にさらされたよう気がしたり」もします。しかしそれはその日の天気や会費曜日時間の設定にもよります。わたしには『矢が降ってもこの人の話だけは絶対に聴きに行く。』というようなカリスマ性はないので、「数の話」は最初から触れないのが賢明です。(実は参加者の方は、毎回結構多いのですよと言い訳もし

          「パーティー」

          人気

          自分と楽しく遊んでいる人に人は集まる

          新刊が出ます。

          なんだかすっかり「言葉の人」というか「本の人」になっている感じのこの3年間ですが、8月の中旬に新刊が出ます。 タイトルには「よわい(年齢)」が入っていますが、実はそこはそんなに重要じゃ無いように思います。(買う人はその年齢だったりもうすぐその歳になるから買うのかもしれませんが) 今回も編集者さんとライターさんに事務所に来てもらってインタビューを重ねて構成を考えて『ここをもっと具体的な方が読者に伝わりやすい。』といったやり取りで出来ています。面白かったと言う表現は適切ではな

          新刊が出ます。

          デザインにおける効率とは

          わたしがあまりにもSNSで「お金の話」をしないものですからもともとリッチで「デザインしないでも生きていける人」だから話題全体が悠長なんだろうという思う人もいるようです。 たしかに悠長です。しかし豊かな生まれでもなければずっとぴりぴりした状態です。だから悠長でいられるのは不思議なんですが、子供の頃から『なんとかなるだろう。』と思っていたんです。 お金なんかどうでもいいなんていうと『大ベテランがそんなだから後から来るものがお金で苦労する。』なんていうデザイナーもいそうですが、

          デザインにおける効率とは

          紹介力

          ダイヤモンド社の公式ページで『良書発見』という過去に発行された本を再度取り上げるコーナーがあり、5月の金曜日で四週にわたって『機嫌のデザイン』の中から抜粋して「味わい直す」という事がなされました。 紹介してくださったのはフリーラーターの川代紗生(かわしろさき)さん。 実は、あるyoutubeで川代さんが出演している番組を観た事があって、面白いというかユニークな視点でモノを観察している事を感じていたのですが、そのチカラが存分に発揮された紹介文になっていて、わたしまで「新たな

          80mm

          直径と高さが80mm(同じ)だからという安直な動機でつけた80mmという名の二重の湯呑み。 @Livingでご紹介いただいたのですが、この写真を提供してくださった職人.comさんにも今在庫がありません。 入荷するとすぐ売り切れると言うと聞こえが良いのですが、一度で作れるのが50個程度で、「季節の良い頃」にしか上手くできないので、年に2回、ようは100個が限界のなんとも贅沢な製品です。 https://at-living.press/item/38486/

          仕事=事務所

          まあわたしが本を書いたりするのが「本分」だったら、カフェ行って作業したり、コインランドリーで草案を考えたりというのもあるかもしれませんが、プロダクトデザイナーのわたしは100%事務所です。自宅でも出来ません。新幹線の中でもなんの作業もしません。ただただぼんやりしている。(本すら読まない) 本が仕事でも出先では「本気になれない」気がします。 ただ、仕事の打ち合わせ先で依頼内容を聴いてその場で思いついて描き始めたりすることもあるので、数%は「打ち合わせ先」かもしれません。 へ

          仕事=事務所

          「経験格差」

          「体験格差」そう題された本の存在を知ってから『あーわたしって子供の頃から、いろんな体験少ないわー。』と思い直しました。 ちなみに読んでいませんがその本の言いたいところは「情操が発達する段階で水泳やピアノの練習が有効である事」と金銭的な余裕が無い家庭では、子供が小さい段階で「格差」を助長するという内容であろうと勝手に解釈しますが、違っていたらごめんなさい。 さてさてそんな本の存在を知って我が家の二人の男子はどうだったと考えて何か「情操体験」をプレゼント出来たかなと思って、ち

          「経験格差」

          「恥を溶かす酵素」

          但し書き:コロナでどうなるかという最中に書いたお話です。 「天職とは、恥の概念が(一般と)ずれている仕事だ。」と書いた事があります。 そう言った意味では「話す」という行為もわたしの天職なのかもしれません。 昨日、ZOOMとYoutubeを連動して講演のような事をしました。 こういうのを「新しい事にチャレンジした」なんて素敵な言い回しではなくて「また一つ恥をかきました」という方が正鵠を得ていると思います。 今多くの人がZOOMとどう向かうい会うかを試行錯誤していると思

          「恥を溶かす酵素」

          行動

          昨日ツイッターで過去に書いた『さっさとやって』に対していいねをしてくださった方がいらしたので、それではと『さっさとやってさっさと失敗して』を再度ツイートしました。 そしたらどんどん反応が出て来てついに翌日にはインプレッション数が500万を超えました。 過去10度は再掲載していると思いますが「ハズレタ事」が一度もないというお化けのような「一文」です。