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新刊が出ます。

なんだかすっかり「言葉の人」というか「本の人」になっている感じのこの3年間ですが、8月の中旬に新刊が出ます。

タイトルには「よわい(年齢)」が入っていますが、実はそこはそんなに重要じゃ無いように思います。(買う人はその年齢だったりもうすぐその歳になるから買うのかもしれませんが)

今回も編集者さんとライターさんに事務所に来てもらってインタビューを重ねて構成を考えて『ここをもっと具体的な方が読者に伝わりやすい。』といったやり取りで出来ています。面白かったと言う表現は適切ではないのですが、ライターの方はとにかく二人のやりとりに一任して自身は徹底して「聴く側」「素材を集める側」に徹された事です。なんだか昆虫記のファーブルさんのようにわたしの話と行為を観察収集されておりました。
出来上がった原稿を読んで思ったのはわたしの「講演会」+「過去の実績(文章も含めて)」のようであり、一番前列で一生懸命話に聴き入ってくれていた「関係者」の感覚です。平熱の情熱大陸ですね。

本の装丁にはまた贅沢に評価の高い人気のある方が担当してくださって(ほんとにメンバーに恵まれています)ふわっと春の散歩風景のような表紙と文字になっています。総ページが260ページほどで、文字はちゃんと(?)大きめで難しい言葉も言い回しもないので読みやすいと思います。

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多くの人は「世代によってその一年その10年の価値が異なる」ように言いますが、おそらく世間的には一番働き盛りの30代半ばから50歳まで仕事が無くて常に暇を囲っていたわたしには、今が一番一年の意味や価値が濃かったりします。

そんな人の書いた(話した)「ふつうに話している意外とふつうではない人付き合いと仕事の話」の本です。

2024年6月28日 秋田道夫


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