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緊張しやすいあなたへ①奥歯の噛み締めと自律神経。

2022.10.18 stand.fmの配信より
summary.fmを活用して。

コミュニケーションに緊張はつきもの
初めての人に会うとき、たくさんの人の前で話をしなければならないとき、緊張するのは当たり前だなぁと思います。営業、プレゼン、就職活動。いろんな場面で 胃がキリキリするほど緊張してしまうそれは当たり前のことです。
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奥歯のかみしめについて
奥歯のかみしめ 知らず知らずにしてませんか?
私たち、知らず知らずにリラックスしている時にはポケーっと、口が開いていることが多いですし、どうしよう緊張する!っていう時には口を一文字に閉じて 口を食いしばってしまう、奥歯をかみしめてしまう、ということが多いようです。

確かによく「手に汗握る」という表現があります。緊張したときには無意識に、手もぎゅっと握りしめて 脇もぐっと締めて  歯もカチッと食いしばってしまうことを自覚することがあります。

この「歯の食いしばり」で検索をしてみると、もちろん歯医者さんのページがたくさん出てきます。マウスピースはいかがですか?という画像もたくさん出てきました。体重の2倍もの圧力がかかる、60キロの体重の方だと120キロの圧力がこの奥歯にかかりますよ!という情報も出てきます。
確かに歯を食いしばると顎・首・肩・頭のあたりの筋肉が、こわばる感じがします。
歯を食いしばると、咀嚼筋にグッと力が入ってしまいます。咀嚼筋とは口元だけじゃなくて、こめかみ→目尻のちょっと後ろ耳のちょっと上の側頭筋という部分、頭の方まで存在しています。

自律神経に与える影響
この奥歯の食いしばりが長く続くとこの自律神経に影響が出ると言われています。自律神経には2つ種類があります。

眠るとかリラックスするという時には副交感神経が働き、
そしてストレスを感じると交感神経が働くと言われています。

大昔。例えばマンモスをとって食べるとか、石器で猪をとって食べるとかそういう原始時代で例えてみましょう。
交感神経がパッと働くことで逃げなくちゃっていう時には筋肉をグッと力を入れて、すぐに走れるようにしたり。よし狩りをするぞっていう時にはグッと体に力が入って石を投げるとか弓矢を引っ張るとか。そういう時に 火事場の馬鹿力と言いますか、いざという時に力を込められるように交感神経が発達していると言われます。

ただそのストレスがかかりすぎて、交感神経ばかりが働いてしまうと、筋肉が強張って体が硬くなり、血の巡りが悪くなったり自律神経失調症と呼ばれるような症状が出てきたりします。

奥歯の食いしばりへの対処
以上のことから奥歯の食いしばりも、自分がストレスを感じているかも、緊張しすぎているかもというときの1つのサインになるかもと、思います。

なので、頬骨の下のあたりを触ってみたり
こめかみの部分をぐるぐるマッサージしたり
あとは「はぁー」とため息をついて、奥歯と奥歯の間に隙間を作って力を緩めたり
お風呂にちゃんと入って体を温めたり

そういったセルフケアが大切です。

日頃から自分の緊張具合、ストレス具合をうまーく逃しながら
いざ、人前で話しますよとか、緊張する仕事が次あるなーっていうときには、自分の体をみつめてみてくださいね。

#ことばのしごと

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