![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/97363142/rectangle_large_type_2_e9f82d0f4a64a043e5f7d081394d82bd.png?width=800)
からだは言葉を聞いている〜対話で生き生きしてくる〜(大澤真美)/ことばの焚き火に掲載されなかったシリーズ⑥
「ことばの焚き火」に最終的に掲載されなかった原稿シリーズ。
対話をするようになると、人が生き生きしてくる、そんな場面に何度も出会いました。からだ全体に「いのち」が吹き込まれるというか、生気が戻ってくる感じ。
そういう場面に出くわすたびに、「ああ、自分の言葉は自分のからだが一番聞いているんだなあ」と思います。
私たちは、普段、多分に社会的な言葉を使って生きていています。それは、固まった、手垢のついた、過去の言葉という部分もあるでしょう。
でも、生きているのは「今」だから、「今」感じていること、「今」湧き上がってくることを言葉に出すと、そこには自ずと「いのち」が宿っている。
対話の中で、その「いのち」をからだが聞くから、生き生きしてくるんだな、そう思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?