【広報砲】もう一つの顔
裏の顔。
人間、誰しも裏の顔があるはずです。そう、あの人にも……。今回、スクープ記事として情熱おじさんのもう一つの顔を取り上げてみたいと思います! タイトルはもちろんあの有名週刊誌をまねて。
3月27日(日)の昼下がり。桜が咲き誇り、あたたかな陽射しが降り注ぐ博多駅付近に、その姿はあった。
彼の名は、一般社団法人言葉のかけはし代表理事・岩尾至和(いわお ゆきかず)こと、情熱おじさん。陽気な春に誘われて、足取り軽やかにとあるビルに入っていく姿をとらえた。休日にも関わらず、行きつけの補聴器屋に何の用が? と思った瞬間、彼はエレベーターのボタンを押した。
「あれ? 補聴器屋さんは1階だけど……」
エレベーターは8階で止まったようだ。エレベーターの案内板には「8F カルチャーセンター」の文字。いったい何が行われているんだ……?
8階へ上がり、扉を開けてみると、そこには……。
「粗忽家王かん」こと、情熱おじさん!!!
落語家だった~!!!高座してるよ~!!!
驚いてる~!(いや、驚いたのこっちだわ)
姿勢が素晴らしい。着物も違和感ないほど似合っています。
斬られる~! 見えないものが見えてくる笑。
見ていただいたとおり、情熱おじさんのもう一つの顔は「落語家」でした。その顔はYouTubeチャンネル『難聴スタンダード』でもご覧いただけますので、チェックしてみてくださいね。
余談ですが、同チャンネルの高座名は「空色家出知鐘」。
「そらいろや でしべる」と読みますが、家族会の「そらいろ」と、音の強さを表す単位「㏈(デシベル)」から命名されました。最初に高座名を聞いた時、誰も気づかないのではと思っていたのですが……。みなさん細かく見てくださって、たまにお褒めの言葉をいただくことも。いつも応援ありがとうございます。
みなさんのもう一つの顔は、何ですか?
仕事柄明るく見られる私の裏の顔は、根暗であること。
「姉ちゃんの趣味は悩むことだよね」と兄弟姉妹から言われる始末です笑。一昔前、某ビールのCMで中田英寿氏が「世の中で無駄だと思うことは、わからないことを心配すること」と話していました。わかるわかる(いや、わかってないか……)。無駄だらけの毎日ですが笑、また明るいスクープを見つけたら、広報砲を飛ばしたいと思います!
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