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手話をもっと身近に感じてほしい!聞こえない妹と聞こえる姉が無印で服の販売イベント開催!

こんにちは!岩尾です。

今日はイベントの紹介です。
福岡市内のイベントになるのですが、天神西通りの無印良品にて、聞こえない妹と聞こえる姉の2人が、服の販売イベントを開催します!

9/10(土),11(日)
11:00~17:00
無印良品 天神大名店 1F

何をするかといいますと、この姉妹は、手話の良さをもっと拡げたいという活動をしています。

それで、ブランドの服の販売を通して、手話に触れてもらい、その良さを感じてもらいたいという趣旨です。

また、「聞こえない人は、コミュニケーションを取る仕事は難しいよね」という多くの人の常識に対して、
「結構できるんですよ!」というのも伝えたいとのことです。

手話を母語にしている人は、販売員に手話ができる人がいれば、もっと楽しく買い物をできるケースも増えるでしょうし、手話ができなくても、筆談で話もできます。
聞こえない人は”目”の人なので、ファッションに関してもその人に合うものを見抜く力はかなりあるでしょう!

そして、聞こえない人自身も、接客は無理と諦めている人もいると思いますし、周りの人から「やめた方がいいよ」と言われていることもあるかもしれませんが、本当はやりたい!と思ってるならできるんだよ!ということも見せたいという思いもあるだろうなと思います。

あ、実は僕はこの姉妹のお母さんと知り合いで、お母さんから聞いた話でそう思ったので、本人がどう思ってるかはわかりません(笑)

しかし、この姉妹の今回のイベント、まさにかけはしがやりたいと思っていることと同じ方向性で、かけはしは全力で応援します!

聞こえない人の求人内容は、本当に狭い現状があります。
それは障害者雇用が叫ばれ始めたときからほぼ変わっていません。
でも、状況や環境は変わっています。

聞こえないからこそできることはあるし、聞こえなくても双方の協力があれば実に多くのことができます!

販売もその一つで、聞こえないからこそ発達した見る力、聞こえないがゆえの感性は、ファッションに新しい視点をもたらせてくれるはずです!
これは、聞こえる人以上に力を発揮できる可能性を秘めているということなんです!

あ・・・
これはかけはしが推していきたいところでして、つい興奮してしまい失礼しました(笑)

彼女たちがやりたいことは、
「手話を身近に感じてほしい」
ということ。

手話は、触れる機会がやはり少ない。
だから、手話で話せる人も必然的に少なくなります。

もちろん、手話を完全にマスターするのは時間がかかります。
でも、簡単な言葉だったらすぐにでも覚えられることは結構あります。
そういうところから入っていって、少しずつ手話を使う人と会話ができるようになります。

お店などで会ったときに少しの手話を使って会話をする。
これができるだけでも1日が少し気持ちよくなりますよね。

そして、もっと本格的に勉強したかったら学べばいいし、あのお店のあの子と少し話せるだけでいいかなと思えばそれでもいいし。
でも、違う場所で違う手話を使う人に会ったとき、少し話せるかもしれません。

まだまだ手話が必要な場面でもなかなか手話通訳士をつけられなくて困るケースは非常に多いです。
それは、手話というものがなかなか知られてないというのが非常に大きいと思います。

難聴理解と同じ構図だなと思います。

だからこそ、フランクな場面で知ってもらうという活動は共感できます。
まさに、難聴がわかるアニメ「なんちょうなんなん」と同じですね。

まずは知ってもらうこと。
そして、興味がある人には、さらに深く知ってもらえる機会を作っていけるといいですよね。

手話でもファッションでもこの姉妹にでも、無印にでも天神にでもいいので(笑)、ご興味あればぜひ立ち寄ってください(^^ゞ

販売する服は、無印に置いてある服ではありません。
1Fのスペースで販売するようです。
彼女たち曰く、全然服を買わなくていいので、ぜひ遊びに来てくださいね!
とのことです。
ぜひ、話をしに行ってみようという感じで行ってもらえるといいかなと思います!
よろしくお願いします!

最後に、案内チラシの字が見えないと思いますので、下に書きますね↓

【左側に書かれている本文】
A View From Hereでは、環境、人権に配慮した素材を活用しており、ファッションを楽しむと同時に「着ることで世界の誰かが助かる」事を大前提として考えています。
今回はさらに、「選ぶ/買う」ところにも着目しました。
今回は手話と社会のかけ橋を目指す『Land Hay(ランドヘイ)』とともに誰もが『おしゃれで心地よい』空間を展開するために聴覚障害を持つ販売員と共に、聴覚障害を持つお客様もご満足頂けるような環境を作り上げたいと思います。
今は様々なツールを使って、聴覚障害を持つお客様ともコミュニケーションが取れます。
そこに「手話」という言語が加われば、更に素敵な空間になるのではないかなと思いました。
この小さな試みがじわじわと浸透し、世界にかけられたさまざまなフィルターが外れていき、その先にある世界があたりまえになることを目指します。


A View From Hereについて
A View From Hereは、ローカルメゾンという会社が扱っているレディースウェアブランドで、地球環境への配慮と伝統工芸・美しい手仕事の良さを伝えています。日本国内で生産される生地についてはなるべく再生可能な素材を使用し、地球環境に配慮したモノづくりを心がけています。また、日本古来より伝わる染色技術や丁寧な縫製技術・織物を中心に展開しています。海外で生産されるものは、失われつつある手仕事や伝統工芸・フェアトレードを中心に展開しています。ここから見える景色をより良いものにしていくために。

Land Heyについて
手話をもっと身近に感じてほしいと思い、手話+マッチング=手話っチングをモットーにし、日々、姉妹で活動をしています。
やってみたいな「手話」楽しいな「手話」そう思っていただけるように、たくさんの魅力をお伝えしていけたらいいなと思っています。
聴覚障害を持つ当事者である妹と、ソーダ(SODA)である姉から見る手話の世界の魅力を沢山お届けできるように頑張ります。

Land Heyは、実は、
らんど平
がオリジナルらしいです(笑)!

いや~僕はこっちの方が好きですね(笑)
この姉妹、らんど平として、TikTokやインスタグラムで発信しているようです。


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